314.2. オプション

Spring Integration コンポーネントにはオプションがありません。

Spring Integration エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。

spring-integration:defaultChannel

パスおよびクエリーパラメーターを使用します。

314.2.1. パスパラメーター (1 個のパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

defaultChannel

必須 Spring Integration Spring コンテキストで使用されるデフォルトのチャネル名。これは、Spring Integration コンシューマーの inputChannel 名および Spring Integration プロバイダーの outputChannel 名と等しくなります。

 

String

314.2.2. クエリーパラメーター (7 個のパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

inOut (Common)

Spring 統合エンドポイントが使用する交換パターン。inOut=true の場合、Spring Integration Message ヘッダーから、またはエンドポイントで設定された応答チャネルが期待されます。

false

boolean

bridgeErrorHandler (consumer)

コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

false

boolean

inputChannel (consumer)

このエンドポイントが Spring 統合から消費したい Spring 統合入力チャネル名。

 

String

exceptionHandler (consumer)

コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

 

ExceptionHandler

exchangePattern (consumer)

コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。

 

ExchangePattern

outputChannel (producer)

Spring 統合にメッセージを送信するために使用される Spring 統合出力チャネル名。

 

String

synchronous (advanced)

同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。

false

boolean