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1.2. インストールの前提条件のチェックリスト
以下の表には、Red Hat OpenStack Platform 環境を正常にインストールするための前提条件をまとめています。チェックリストの項目は、インストールを開始する前に認識または確認しておく必要のある最小条件です。
「値/確認済み」の列は、適切な値を記入したり、確認済みの項目に「チェック」を付けたりするのに使用することができます。
注記
Red Hat OpenStack Platform の初期インストール後に単独のコンポーネントをインストールする場合には、次のパーミッションがあることを確認してください。
- ホストマシンへの
root
アクセス (コンポーネントをインストールしたり、ファイアウォールの更新などのその他の管理者タスクを実行したりするため) - Identity サービスへの管理者アクセス
- データベースへの管理者アクセス (データベースおよびユーザーの両方を追加する機能)
表1.1 OpenStack インストール: 一般
項目 | 説明 | 値/確認済み |
---|---|---|
ハードウェア要件 | ハードウェア要件を確認する必要があります。 | はい | いいえ |
オペレーティングシステム | Red Hat Enterprise Linux 7.1 Server | はい | いいえ |
Red Hat サブスクリプション | お使いのシステムで以下の更新を取得する資格を提供するサブスクリプションが必要です。
| はい | いいえ |
全インストール先マシンへの管理者アクセス | 本ガイドに記載する手順はほぼすべて、root ユーザーとして実行しなければならないため、root アクセスが必要です。 | はい | いいえ |
Red Hat サブスクリプションのユーザー名とパスワード | Red Hat サブスクリプションのユーザー名とパスワードが必要です。 |
|
マシンのアドレス | OpenStack のコンポーネントおよび補足のソフトウェアをインストールする先のサーバーの IP アドレスまたはホスト名を知っておく必要があります。 | 以下のサービスのホストアドレスを指定します。
|
表1.2 OpenStack Identity サービス
項目 | 説明 | 値 |
---|---|---|
ホストアクセス | Identity サービスをホストするシステムは以下のコンポーネントへのアクセス権が必要です。
| システムが以下のコンポーネントへアクセスできるかどうかを確認します。
|
SSL 証明書 | 外部の SSL 証明書を使用する場合には、データベースと証明書の場所およびそれらへのアクセスが必要です。 | はい | いいえ |
LDAP 情報 | LDAP を使用する場合には、新規ディレクトリーサーバーのスキーマを設定するために管理者アクセスが必要です。 | はい | いいえ |
接続 | Identity サービスをホストするシステムは、他の全 OpenStack サービスに接続されている必要があります。 | はい | いいえ |
表1.3 OpenStack Object Storage サービス
項目 | 説明 | 値 |
---|---|---|
ファイルシステム | Red Hat は現在、オブジェクトストレージ用に XFS および ext4 のファイルシステムをサポートしています。これらのいずれかのファイルシステムが利用可能である必要があります。 |
|
マウントポイント | /srv/node マウントポイントが使用可能である必要があります。 | はい | いいえ |
接続 | Object Storage サービスをホストするシステムが Identity サービスに接続されている必要があります。 | はい | いいえ |
表1.4 OpenStack Image サービス
項目 | 説明 | 値 |
---|---|---|
バックエンド | Image サービスは多数のストレージバックエンドをサポートします。次のオプションのいずれかを選択する必要があります。
| ストレージ種別: |
接続 | Image サービスをホストするサーバーは、Identity サービス、Dashboard サービス、および Compute サービスに接続されている必要があります。また、このサーバーは Object Storage をバックエンドとして使用する場合には、Object Storage サービスにアクセスできる必要があります。 | はい | いいえ |
表1.5 OpenStack Block Storage サービス
項目 | 説明 | 値 |
---|---|---|
バックエンド | Block Storage サービスは、多数のストレージバックエンドをサポートします。以下のいずれかに決定する必要があります。
| ストレージ種別: |
接続 | Block Storage サービスをホストするサーバーは Identity サービス、Dashboard サービス、および Compute サービスに接続されている必要があります。 | はい | いいえ |
表1.6 OpenStack Networking
項目 | 説明 | 値 |
---|---|---|
プラグインエージェント | 標準の OpenStack Networking コンポーネントに加えて、さまざまなネットワークメカニズムを実装するプラグインエージェントの幅広い選択肢が利用可能です。 以下の中から、ネットワークに適用する項目を決定してインストールする必要があります。 | 該当するプラグインに丸印を付けてください。
|
接続 | OpenStack Networking をホストするサーバーは Identity サービス、Dashboard サービス、および Compute サービスに接続されている必要があります。 | はい | いいえ |
表1.7 OpenStack Compute サービス
項目 | 説明 | 値 |
---|---|---|
ハードウェア仮想化サポート | Compute サービスには、ハードウェア仮想化サポートが必要です。 | はい | いいえ |
VNC クライアント | Compute サービスは、Web ブラウザーを介したインスタンスへの Virtual Network Computing (VNC) コンソールアクセスをサポートしています。このサポートをユーザーに提供するかどうかを決める必要があります。 | はい | いいえ |
リソース: CPU とメモリー | OpenStack は、コンピュートノード上における CPU およびメモリーリソースのオーバーコミットをサポートしています。
| 以下の値を決定します。
|
リソース: ホスト | リソースをホスト用に確保して、一定の容量のメモリーやディスクリソースがそのホスト上の別のリソースに自動的に割り当てられないようにすることができます。 | 以下の値を決定します。
|
libvirt のバージョン | 仮想インターフェースの結線を設定するには、使用する libvirt のバージョンを知っておく必要があります。 | バージョン: |
接続 | Compute サービスをホストするサーバーは、他の全 OpenStack サービスに接続されている必要があります。 | はい | いいえ |
表1.8 OpenStack Dashboard サービス
項目 | 説明 | 値 |
---|---|---|
ホストのソフトウェア | Dashboard サービスをホストするシステムは、以下のパッケージがインストール済みである必要があります。
| はい | いいえ |
接続 | Dashboard サービスをホストするシステムは、他の全 OpenStack サービスに接続されている必要があります。 | はい | いいえ |
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