Kdump Helper
Kdump は、カーネルクラッシュ、ハングアップ、再起動などの問題をトラブルシュートするためにクラッシュダンプを取得する信頼性の高いカーネルクラッシュダンプメカニズムです。Kdump を設定するには通常は一連の手順と設定が必要ですが、Kdump Helper アプリケーションを使用すればそのプロセスを簡略化できるため、Kdump を設定するのに必要な手間を省くことができます。
最低限の情報を入力するだけで、vmcore と呼ばれるダンプファイルにメモリー上のデータをダンプするように Kdump を設定するための一体型のスクリプトが作成されます。設定は、ガイドを表示、または非表示にして行います。可能な限りデフォルトまたは推奨されるパラメーターを使用し、最低限の情報だけを入力したい場合は、ガイドを表示 (デフォルト) してお使いください。ガイドに従っていけば、パラメーターを適切に選択または入力できます。ガイドを非表示にするとすべてのパラメーターを調整できるため、選択できるオプションが増えます。Kdump に関する知識が豊富な場合はこちらの方法も選択できます。
[生成する] ボタンをクリックすると、このアプリケーションはスクリプトを生成します。このスクリプトを使用すれば、指定した情報に基づいて Kdump を設定できます。生成したスクリプトをサーバーで実行すると、Kdump サービスでクラッシュダンプを出力できるようになります。