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Red Hat JBoss Enterprise Application Platform (EAP) 8 でサポートされる構成

更新 -

Red Hat JBoss® Enterprise Application Platform (JBoss EAP) のすべてのリリースは、主要なオペレーティングシステム、Java™ 仮想マシン (JVM)、データベースのさまざまな組み合わせについてテストされ、サポートされています。 Red Hat は、サポートされる構成とテスト済みのインテグレーションに対して、実稼働サポートと開発サポートの両方をお客様のサブスクリプション契約に従って提供します。サポートは、物理環境と仮想環境の両方で提供されます [1]

Red Hat OpenShift での JBoss EAP サポートの詳細は、Support of Red Hat Middleware products and components on Red Hat OpenShift を参照してください。

目次

JBoss EAP 8.0 でサポートされる構成

サポートされる Java 仮想マシン

サポートされる構成で実行するには、以下の Technology Compatibility Kit (TCK) 認定の実装のいずれか、およびその実装でサポートされるオペレーティングシステムのいずれかで、JBoss EAP を実行する必要があります。 Red Hat のプラットフォーム互換性の検証は、TCK に依存しています。

Java 仮想マシン バージョン
OpenJDK [2] 21 ** EAP 8.0 アップデート 4 以降でのみサポート
17
11
Oracle JDK 21 ** EAP 8.0 アップデート 4 以降でのみサポート
17
11
Adoptium JDK 21 ** EAP 8.0 アップデート 4 以降でのみサポート
17
11
Azul Zulu 17
11
Azul Zulu Prime 17
11

以下のテスト済みの構成に対して、幅広いプラットフォームテストが実施されています。

テスト済みのオペレーティングシステム

オペレーティングシステム チップセットアーキテクチャー Java 仮想マシン
Red Hat Enterprise Linux 9 (最新アップデート) x86_64 OpenJDK 17
OpenJDK 11
Oracle JDK 17
Oracle JDK 11
Adoptium JDK 17
Adoptium JDK 11
Azul Zulu 17
Azul Zulu 11
Azul Zulu Prime 17
Azul Zulu Prime 11
Red Hat Enterprise Linux 8 (最新アップデート) x86_64 OpenJDK 17
OpenJDK 11
Oracle JDK 17
Oracle JDK 11
Adoptium JDK 17
Adoptium JDK 11
Azul Zulu 17
Azul Zulu 11
Azul Zulu Prime 17
Azul Zulu Prime 11
Windows Server 2022 x86_64 OpenJDK 17
OpenJDK 11
Oracle JDK 17
Oracle JDK 11
Adoptium JDK 17
Adoptium JDK 11
Adoptium JDK 11
Azul Zulu 17
Azul Zulu 11
Windows Server 2019 x86_64 OpenJDK 17
OpenJDK 11
Oracle JDK 17
Oracle JDK 11
Adoptium JDK 17
Adoptium JDK 11
Adoptium JDK 11
Azul Zulu 17
Azul Zulu 11

JBoss EAP 8.0 でテスト済みのインテグレーション

テスト済みのインテグレーションとは、特別にテストされたインテグレーションテクノロジーの定義済みセットを指し、JBoss Enterprise ミドルウェア製品のお客様が使用している最も一般的な組み合わせを表します。これらのインテグレーションについて、Red Hat は直接または認定パートナーを通じて、製品リリースプロセスの一環としてさまざまなプラットフォームテストを実施しています。このテストプロセスの過程で確認された問題は、各 JBoss EAP リリースのリリースノートに明記されています。このテスト済みインテグレーションのリストは、随時追加されます。

Red Hat は、お客様のサブスクリプション契約に応じて、テスト済みインテグレーションに対して実稼働サポートと開発サポートの両方を提供します。同じメジャーバージョンであればテスト済みのバージョン以降もサポートされます。同一メジャーバージョンのテスト済みインテグレーションの以前のバージョンは、商業的に妥当な範囲でサポートされます。

テスト済みのデータベース

最新の JBoss EAP 8.0 リリースの一環として、以下のデータベースおよびデータベースドライバーがテストされています。

データベース JDBC ドライバー
IBM DB2 e11.5 IBM DB2 JDBC Universal Driver Architecture 4.32.28
Oracle 19c RAC Oracle JDBC Driver v19.19.0.0 (ojdbc10.jar)
MySQL 8.0 MySQL Connector/J 8.0.33
MariaDB 10.6 MariaDB Connector/J 3.1.2
MariaDB Galera Cluster 10.6 MariaDB Connector/J 3.1.4
Microsoft SQL Server 2022 Microsoft JDBC Drivers 12.4.1 (.jre11.jar)
PostgreSQL 14.7 JDBC4 PostgreSQL ドライバー、バージョン 42.6.0
EnterpriseDB Advanced Server 14.4 Advanced Server JDBC Connector 42.5.4.1
Sybase ASE 16.0 Sybase JDBC driver 16.0 SP04

テスト済みの Web サーバーとコネクター

最新の JBoss EAP 8.0 リリースの一環として、以下の Web サーバーおよびコネクターがテストされています。

Web サーバー バージョン オペレーティングシステム コネクター 注記
JBCS の Apache HTTP Server 2.4.51-SP2 RHEL 9 x86_64
RHEL 8 x86_64
Windows 2022 x86_64
Windows 2019 x86_64
mod_cluster 2.0.1.Final
mod_jk 1.2.48
プロトコル (mod_cluster):AJP/HTTP/HTTPS/WebSocket
Protocol (mod_jk):AJP
Microsoft IIS 10 (Win.2019、Win 2022) Windows 2022 x86_64
Windows 2019 x86_64
isapi_redirect 1.2.46 (JBCS から) プロトコル:AJP

テスト済みの外部 JMS プロバイダー

最新の JBoss EAP 8.0 リリースとテストされた外部 JMS プロバイダーは次のとおりです。

JMS プロバイダー リソースアダプター
Red Hat JBoss AMQ 7.11.1 JBoss EAP 8.0 と統合
IBM WebSphere MQ 9.3 IBM WebSphere MQ JCA Adapter v9.3.0.2

テスト済みの LDAP サービス

LDAP のユースケースを使用して管理インターフェイスを LDAP セキュリティーレルムでセキュア化し、アプリケーションをセキュリティードメインでセキュア化するために、以下の LDAP サービスは最新の JBoss EAP 8.0 リリースでテストされています。

LDAP サービス バージョン
Red Hat Directory Server 12.3
11.8
Microsoft Active Directory 2022
2019

テスト済みのフレームワーク

以下は、サードパーティーのフレームワークです。標準のサポート条件に基づいて、Red Hat はこれらに対するアップグレードや修正を提供しません。Red Hat グローバルサポートサービスは、これらのフレームワークに対して商業的に合理的なサポートを提供します。

Red Hat は、Red Hat JBoss EAP 8.x のフルサポート (運用フェーズ 1) サイクルの終了時に、これらの新しい "テスト済みフレームワーク" のサポートを終了することがあります。

フレームワーク バージョン その他の検討事項
Spring (Core) 6.0.4.RELEASE Red Hat は、EAP のマイナーリリースで Spring の新バージョンのサポートを開始するために、"Spring メジャーバージョン" のサポートを終了することがあります。
Spring Security 6.0.1.RELEASE Red Hat は、EAP のマイナーリリースで Spring の新バージョンのサポートを開始するために、"Spring メジャーバージョン" のサポートを終了することがあります。
Spring Web Flow 2.5.1.RELEASE Red Hat は、EAP のマイナーリリースで Spring の新バージョンのサポートを開始するために、"Spring メジャーバージョン" のサポートを終了することがあります。
Spring Web Services 4.0.1.RELEASE Red Hat は、EAP のマイナーリリースで Spring の新バージョンのサポートを開始するために、"Spring メジャーバージョン" のサポートを終了することがあります。
Arquilian Core 1.7.0.Alpha13 なし
ShrinkWrap Resolvers for Arquillian 3.1.3 なし

JBoss EAP 8.0 と互換性のある JBoss EAP XP バージョン

JBoss EAP XP のバージョン 注記 現在のサポートレベル (フル、メンテナンス、サポート対象外)
EAP XP 5.0 EAP XP 5.0 は EAP 8.0 でのみサポートされます。 フル

EAP XP の詳細は、JBoss Enterprise Application Platform expansion pack (JBoss EAP XP or EAP XP) Life Cycle and Support Policies を参照してください。

JBoss EAP サーバーのインストールで JBoss EAP XP を設定すると、JBoss EAP XP のサポートポリシーとライフサイクル が有効になり、Red Hat JBoss Enterprise Application Platform のサポートポリシーおよびライフサイクルの条件と日付が適用されなくなりました。

JBoss EAP XP を設定すると、以下のサポート対象の設定例外がサーバーインスタンスに適用されます。

  • JBoss EAP XP 5.0 は Java SE 11 および Java SE 17 でサポートされています。
  • テスト済みの JBoss EAP リリースの非推奨またはサポートされていないコンポーネントおよび機能はサポートされません。JBoss Enterprise Application Platform Component Details を参照してください。
  • "EAR" (Enterprise Application Archive) デプロイメントパッケージタイプはサポートされません。
  • Domain Mode はサポートされません。
  • Azul JDK はサポートされません。
  • 非常にまれなケースですが、EAP XP のライフサイクル期間中に、サポートされる構成の一部が非推奨となり、削除される可能性があります。
  • 特定のサーバーでは 1 つのマイクロサービスアプリケーション (デプロイメント) のみが許可されます。特定のサーバーにおける複数のデプロイメントには対応していません。
  • OpenShift Container Platform (OCP) バージョン 3 はサポートされていません。Red Hat OpenShift Container Platform Life Cycle Policy (現在のバージョンではない) を参照してください。
  • RPM ベースのインストールはサポートされません。

注記

[1] Red Hat では、サポートされる環境をお客様が引き続き利用されることを前提としています。ベンダーが JVM、オペレーティングシステム、データベースなどのサポートを終了した場合 (特定のバージョンのサポートを含む) は、Red Hat が提供するサポートが限定される可能性があります。サポートを継続するには、サポートされる環境における問題の再現をお客様にお願いする場合があります。

[2] Red Hat による OpenJDK のサポートは、Red Hat 提供の OpenJDK ビルドに限定されます。
Windows 上の OpenJDK の詳細は、こちらの の記事 を参照してください。

[3] Deprecated in Red Hat JBoss Enterprise Application Platform (EAP) 8

EAP 7 については、以下を参照してください。

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