Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Satellite

1.2.4. 通知を有効にする

Red Hat Network インターフェース内でプローブの状態は表示できますが、他にもプローブが状態を変更したら通知を受け取ることができます。特にミッションクリティカルな実稼働環境のシステムを監視する際には、これが重要になります。このため、Red Hat はこの機能の活用を推奨します。
Red Hat Network でプローブの通知を有効にするには、Red Hat Satellite のインストール中にメールエクスチェンジサーバーとメールドメインを決定して sendmail が正常に受信メールを処理するよう設定しておく必要があります。詳しくは、『Red Hat Satellite インストールガイド』 の 『インストール』 のセクションを参照してください。

1.2.4.1. 通知メソッドを作成する

通知は特定の Red Hat Network ユーザーに関連付けられた 通知メソッド、電子メール、またはポケベルのアドレスに送られます。このアドレスは特定の 1 ユーザーアカウントに結び付けられますが、エイリアスやメーリングリストを使って複数の管理者に送信することもできます。各ユーザーアカウントには複数の通知メソッドを含めることができます。通知メソッドを作成するには、以下のようにします。
  1. Satellite に Satellite 管理者または Monitoring 管理者としてログインします。
  2. ユーザー に移動してユーザー名を選択します。ユーザーの詳細 のページで、 通知メソッド新規のメソッドを作成 (create new method) をクリックします。
  3. メソッドの名前には、DBA day email などわかりやすいラベルを使用し、電子メールの正しいアドレスを入力します。すべての通知メソッドのラベルはプローブ作成時に単一の一覧で表示できるので、組織固有の名前にしてください。
  4. 電子メールに短縮メッセージを送信する場合はそのチェックボックスを選択します。この短縮形式にはプローブ状態、システムのホスト名、プローブ名、メッセージ時間、送信 ID しか表示されません。標準の形式では追加のメッセージヘッダ、システムとプローブの詳細、およびレスポンスの説明が表示されます。
  5. 完了したら メソッドの作成 (Create Method) をクリックします。新しいメソッドが上部の Monitoringカテゴリの 通知 ページと ユーザーの詳細通知メソッド タブに現れます。編集または削除を行なう場合はメソッド名をクリックします。
  6. プローブの追加をしている時に、プローブの通知 チェックボックスを選択し、表示されるドロップダウンメニューから新規の通知メソッドを選択します。プローブに割り当てられた通知メソッドはそのプローブとの関連付けを解除しないと削除できません。