2.2.4.5. メタ情報

PostgreSQL コネクターによって生成された各 レコード には、データベースイベント の他に、サーバーでイベントが発生した場所、ソースパーティションの名前、イベントを配置する Kafka トピックおよびパーティションの名前に関する一部のメタ情報があります。

"sourcePartition": {
     "server": "fulfillment"
 },
 "sourceOffset": {
     "lsn": "24023128",
     "txId": "555",
     "ts_ms": "1482918357011"
 },
 "kafkaPartition": null

PostgreSQL コネクターは 1 つの Kafka Connect パーティション のみを使用し、生成されたイベントを 1 つの Kafka パーティションに配置します。そのため、sourcePartition の名前は常に database.server.name 設定プロパティーの名前にデフォルト設定されますが、kafkaPartition の値は null で、コネクターは特定の Kafka パーティションを使用しないことを意味します。

メッセージの sourceOffset 部分には、イベントが発生したサーバーの場所に関する情報が含まれます。

  • LSN は トランザクションログの PostgreSQL ログシーケンス番号 または オフセット を表します
  • txId はイベントの原因となったサーバートランザクションの識別子を表します
  • ts_ms は、トランザクションがコミットされたサーバー時間として Unix Epoch からのマイクロ秒の数を表します。