4.3.2. 変更データテーブルの読み取り

初回起動時に、コネクターはキャプチャーされたテーブルの構造のスナップショットを取得し、内部データベース履歴トピックでこの情報を永続化します。その後、コネクターは各ソーステーブルの変更テーブルを特定し、メインループを実行します。

  1. 変更テーブルごとに、最後に保存された最大 LSN から現在の最大 LSN の間に作成された変更をすべて読み取ります。
  2. コミット LSN および変更 LSN に従って、読み取り変更を段階的に並べ替えます。これにより、変更がデータベースに加えられたのと同じ順序で Debezium によって再生されるようになります。
  3. コミット LSN および変更 LSN をオフセットとして Kafka Connect に渡します。
  4. 最大 LSN を保存し、ループを繰り返します。

再起動後、コネクターは以前に停止したオフセット(コミットおよび変更 LSN)から再開します。

コネクターは、実行時にホワイトリスト化されたソーステーブルに対して CDC を有効または無効にするかどうかを検出し、その動作を変更できます。