264.3. PropertyPlaceholder の使用

Camel 2.3 の時点で利用可能

Camel は camel-core で新しい PropertiesComponent を提供するようになりました。これにより、Camel エンドポイント URI を定義するときにプロパティープレースホルダーを使用できます。

これは、Spring の <property-placeholder> タグを使用する場合と同じように機能します。ただし、Spring には、サードパーティーのフレームワークが Spring プロパティーのプレースホルダーを最大限に活用できないという制限があります。How do I use Spring Property Placeholder with Camel XML で詳細を参照してください。

ヒント

Spring と Camel のプロパティープレースホルダーのブリッジ
Camel 2.10 以降では、Spring プロパティープレースホルダーを Camel とブリッジできます。詳細については、以下を参照してください。

プロパティープレースホルダーは通常、次の場合に使用されます。

  • ルックアップまたはエンドポイントの作成
  • レジストリー内の Bean のルックアップ
  • Spring XML で追加サポート (以下の例を参照)
  • Camel Properties コンポーネントで Blueprint PropertyPlaceholder を使用する
  • @PropertyInject を使用して POJO にプロパティーを注入する
  • Camel 2.14.1 プロパティーが存在しない場合のデフォルト値の使用
  • Camel 2.14.1 OS 環境変数、JVM システムプロパティー、またはサービスイディオムからプロパティー値を検索するために、すぐに使用できる関数が含まれている
  • Camel 2.14.1 プロパティーコンポーネントにプラグインできるカスタム関数の使用