272.6. Camel へのデータの送信

外部ライブラリーがイベントを Camel ルートにプッシュする必要がある場合、リアクティブストリームエンドポイントをコンシューマーとして設定する必要があります。

from("reactive-streams:elements")
.to("log:INFO");

elements ストリームへのハンドルは、CamelReactiveStreams ユーティリティークラスから取得できます。

CamelReactiveStreamsService camel = CamelReactiveStreams.get(context);

Subscriber<String> elements = camel.streamSubscriber("elements", String.class);

サブスクライバーは、elements ストリームから消費する Camel ルートにイベントをプッシュするために使用できます。

これを RxJava 2 で使用する方法の例を次に示します (ただし、イベントを発行するために任意のリアクティブフレームワークを使用できます)。

Flowable.interval(1, TimeUnit.SECONDS)
    .map(i -> "Item " + i)
    .subscribe(elements);

この例では、文字列アイテムが RxJava によって毎秒生成され、上記で定義された Camel ルートにプッシュされます。

272.6.1. ダイレクト API を使用した Camel へのデータの送信

この場合も、ダイレクト API を使用して、エンドポイント URI から Camel サブスクライバーを取得できます。

CamelReactiveStreamsService camel = CamelReactiveStreams.get(context);

// Send two strings to the "seda:queue" endpoint
Flowable.just("hello", "world")
    .subscribe(camel.subscriber("seda:queue", String.class));