第4章 証明書の種類および説明

4.1. API サーバーのユーザーによって提供される証明書

4.1.1. 目的

API サーバーは、api.<cluster_name>.<base_domain> のクラスター外にあるクライアントからアクセスできます。クライアントに別のホスト名で API サーバーにアクセスさせたり、クラスター管理の認証局 (CA) 証明書をクライアントに配布せずに API サーバーにアクセスさせたりする必要が生じる場合があります。管理者は、コンテンツを提供する際に API サーバーによって使用されるカスタムデフォルト証明書を設定する必要があります。

4.1.2. 場所

ユーザーによって提供される証明書は、openshift-config namespace の kubernetes.io/tls タイプの Secret で指定される必要があります。ユーザーによって提供される証明書を使用できるように、API サーバークラスター設定の apiserver/cluster リソースを更新します。

4.1.3. 管理

ユーザーによって提供される証明書はユーザーによって管理されます。

4.1.4. 有効期限

API サーバークライアント証明書の有効期限は 5 分未満です。

ユーザーによって提供される証明書はユーザーによって管理されます。

4.1.5. カスタマイズ

必要に応じて、ユーザーが管理する証明書を含むシークレットを更新します。

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