14.5. ユーザー認証

14.5.1. ユーザー承認モデル

Red Hat Virtualization は、以下にあげる 3 つの要素の組み合わせに基づいて承認制御を適用します。
  • アクションを実行するユーザー
  • 実行するアクションのタイプ
  • アクションの対象となるオブジェクト

14.5.2. ユーザーアクション

ユーザー が確実にアクションを実行するには、そのアクションの対象となる オブジェクト に対する適切な パーミッション が必要です。アクションのタイプは、それぞれ パーミッション に対応します。この関係を簡単に図にまとめると以下のようになります。
アクション

図14.3 アクション

重要

一部のアクションは、複数のオブジェクトに対して実行されます。たとえば、テンプレートを別のストレージドメインにコピーすると、テンプレートとコピー先のストレージドメインの両方に影響を及ぼします。アクションを実行するユーザーには、そのアクションが影響を及ぼすすべてのオブジェクトに対する、適切なパーミッションが必要です。