クラウドマーケットプレイス経由で Red Hat Enterprise Linux 7 の Extended Life-cycle Support を有効にする
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7 をご利用のお客様は、クラウドマーケットプレイスを通じて Extended Life-cycle Support (ELS) アドオンを購入できるようになります。この記事では、Amazon Web Services (AWS) および Microsoft Azure のお客様が、それぞれのクラウドマーケットプレイスから RHEL 7 ELS を購入した後に、有効にする手順を説明します。
ELS の詳細は以下を参照してください。
Red Hat Enterprise Linux ライフサイクル - Extended Life-cycle Support アドオン
Red Hat Enterprise Linux 7 Extended Life-cycle Support よくある質問 (FAQ)
ご注意: 日本国内で作成されたAWS/Azureアカウントをご利用の場合は、直接マーケットプレイスからではなく、別途プライベートオファープロセスを通じてPay As You Go (PAYG) 版 RHEL7 ELS アドオンをご購入いただけます。詳細につきましては、担当営業までご相談いただくか、以下を参照してください。
AWS/Azure Marketplace から Red Hat Enterprise Linux 7 ELS を購入できません
クラウドマーケットプレイスから購入した RHEL 7 ELS オファリングをシステムが利用できるようにするには、次の手順に従います。
手順 1: 時間単位の計測を有効にする
オンデマンド/従量課金制システムを使用している場合は、時間単位の計測が必要です。
AWS または Azure 上の クラウド環境で、Extended Lifecycle Support を備えた Red Hat Enterprise Linux のメータリングを有効にする方法 については、このガイドに従ってください。
手順 2: システムを登録する
システムを登録するには、RHEL 登録のスタートガイド の指示どおりに、
subscription-manager
+insight-client
を使用します。
手順 3: サブスクリプションマネージャーに CDN 配信コンテンツを使用するように指示する
クラウドプラットフォーム内で利用可能な内部の Red Hat Update Infrastructure (RHUI) リポジトリーに加えて、CDN 配信コンテンツを使用するように
subscription-manager
を設定します。# subscription-manager config --rhsm.manage_repos=1
手順 4: ELS リポジトリーを有効にする
# subscription-manager repos --enable rhel-7-server-els-rpms
さらなるサポート
このプロセス中に問題が発生した場合は、Red Hat サポートにお問い合わせください。
Comments