Red Hat build of Keycloak でサポートされる構成
Red Hat® build of Keycloak (RHBK) のすべてのリリースは、さまざまな Red Hat® OpenShift プラットフォーム、オペレーティングシステム、Java™ 仮想マシン (JVM)、およびデータベースの組み合わせでテスト、検証、サポートされています。 Red Hat は、サポートされる構成とテスト済みのインテグレーションに対して、実稼働サポートと開発サポートの両方をお客様のサブスクリプション契約に従って提供します。サポートは、物理環境と仮想環境の両方で提供されます。 [1]
Red Hat build of Keycloak 26.0.x
Red Hat build of Keycloak 26.0.x Server でサポートされる構成
Red Hat は、以下の OpenShift、オペレーティングシステム、JVM プラットフォームのいずれかで実行される Red Hat build of Keycloak 26.0.x をテストし、サポートします。
RHBK Server for OpenShift:
Red Hat build of Keycloak on OpenShift のサポートは、KBase のアーティクル記事 Support of Red Hat Middleware products and components on Red Hat OpenShift で定義されているガイドラインに従います。また、OpenShift の各リリースバージョンのライフサイクルに関する詳細は、Red Hat OpenShift Container Platform のライフサイクルポリシー を参照してください。
RHBK Server | OpenShift Container Platform [2] | チップセットアーキテクチャー | コンテナーイメージ/JVM |
---|---|---|---|
26.0.x | 4.17, 4.16, 4.15, 4.14, 4.13, 4.12 [3] | x86_64, s390x [4]、ppc64le [4] | ubi9/openjdk-17 |
RHBK Server for RHEL、Windows (およびその他の OS):
RHBK Server | オペレーティングシステム [5] | チップセットアーキテクチャー | Java 仮想マシン |
---|---|---|---|
26.0.x | Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9、8 | x86_64 | Red Hat OpenJDK 21 & 17、Eclipse Adoptium Temurin 21 & 17 |
26.0.x | Windows Server 2022、2019 | x86_64 | Red Hat OpenJDK 21 & 17、Eclipse Adoptium Temurin 21 & 17 |
サードパーティーのコンテナー環境 (他の Kubernetes/xKS、Docker など) 用の RHBK Server:
Red Hat では、すべてのパブリッククラウドプロバイダーの Kubernetes プラットフォームで Red Hat build of Keycloak をテストすることはありません (また、テストすることもできません)。サードパーティーのコンテナー化/Kubernetes 環境での Red Hat build of Keycloak のサポートについては、こちらの KBase のソリューション記事 を参照してください。
Red Hat build of Keycloak 26.0.x Server のテスト済みおよびサポート対象のインテグレーション
テスト済みのインテグレーションとは、Red Hat のお客様が使用している最も一般的な組み合わせを表す、特別にテストされた統合テクノロジーの定義済みセットのことです。これらのインテグレーションには、Red Hat が直接または認定パートナーを通して、製品リリースプロセスの一環として幅広いプラットフォームテストを実施しています。このテストプロセスで確認された問題は、Red Hat build of Keycloak の各リリースのリリースノートに明記されています。
データベース [6]:
次のデータベースと JDBC ドライバーは、Red Hat build of Keycloak 26.0.x (現在は 26.0.5) の最新リリース更新バージョンの一部としてテストおよび認定されています。
データベース | テスト済みバージョン (JDBC Drivers バージョン) | サポートされているバージョン |
---|---|---|
PostgreSQL | 16.4 (PostgreSQL Driver v42.6.0) | 16.x、15.x、14.x、13.x |
MySQL | 8.0.39 (MySQL Connector/J 8.0.33) | 8.0 (LTS)、8.4 (LTS) |
MariaDB | 10.11 (MariaDB Connector/J 3.1.4) | 10.11 (LTS)、10.6 (LTS) |
Microsoft SQLServer | 2022 (JDBC Driver 12.2 for SQL Server/12.2.0.jre11) | 2022、2019 |
Oracle | 19c (19.3.0) (Oracle JDBC Driver v23.2.0.0) | 19.3.0 (注記: 同じデータベースエンジンバージョン (19.3.0) を使用している場合、Oracle RAC もサポートされます。) |
Amazon Aurora PostgreSQL | 16.1 (AWS JDBC driver wrapper) | 16.x、15.x |
マルチサイト [7]:
以下は、マルチサイト 高可用性 サポート用にテストおよび認定された統合コンポーネントです。
コンポーネント | テスト済みバージョン | サポートされているバージョン |
---|---|---|
Red Hat Data Grid | 8.5.1 | 8.5.x |
AWS Aurora PostgreSQL | 16.1 (AWS JDBC Driver Wrapper を含む) | 16.1+、15.5+ (注記: Aurora PostgreSQL は現時点で、HA マルチサイト機能のデプロイメント向けにテスト、認定、およびサポートされている唯一のデータベースです。) |
マルチサイトのサポート範囲と詳細なガイダンスについては、KBase のアーティクル記事 Multi-Site Support in Red Hat build of Keycloak - Frequently Asked Questions を参照してください。
ユーザーフェデレーション / LDAP - Kerberos - SSSD:
ユーザーフェデレーションは、以下のディレクトリープロバイダーでテストされています。
ディレクトリープロバイダー | テスト済みバージョン | サポートされているバージョン |
---|---|---|
Red Hat Directory Server (RHDS) | 12 | 12、11 |
Microsoft Active Directory | 2019 | 2019、2022 |
Microsoft Active Directory with Kerberos | 2019 | 2019、2022 |
Red Hat Enterprise Linux IdM | IdM RHEL 9 | IdM RHEL 9、8、7 |
SSSD | FreeIPA/IdM RHEL 9 | IdM RHEL 9、8、7 |
Web ブラウザー:
Red Hat build of Keycloak 26.0.x Administration Console
は、Google Chrome
および Firefox
でテストされていますが、以下のリストのブラウザーでサポートされています。
ブラウザー | バージョン |
---|---|
Chrome | 最新 |
Firefox | 最新 |
Edge | 最新 |
Safari | 最新 |
Red Hat build of Keycloak 26.0.x Client Adapters のテスト済みおよびサポートされる構成
OpenID Connect (OIDC) プロトコルは現在、Java エコシステムやその他の一般的なフレームワーク全体で広くサポートされています。アプリケーションサーバーやフレームワークなどのアプリケーションプラットフォームのテクノロジースタックから利用可能な機能を使用することで、相互運用性とサポートが大幅に向上します。たとえば、Red Hat JBoss EAP バージョン 8.x には、OIDC のネイティブ組み込みサポートがあります。これは、一部の Keycloak Client Adapters が非推奨となり、Red Hat build of Keycloak 22.0 リリースバージョン以降、リリースされなくなったことを意味します。
Red Hat build of Keycloak は、OIDC ベースと SAML ベースの両方のクライアントアプリケーション用に次の Client Adapters を生成およびサポートし、残りのライフサイクルにわたって従来の RH-SSO 7.6 クライアントアダプターとの完全な互換性を維持します。
RHBK 26.0.x Server と RHBK OIDC Client Adapters の互換性:
コンポーネント/フレームワーク | Client Adapter | コンポーネント/フレームワークのバージョン |
---|---|---|
Node.js | RHBK 26.0 Node.js OIDC Adapter | Node.js 20 (LTS)、Node.js 18 (LTS)、16 (LTS) |
Node.js | RHBK 24.0 Node.js OIDC Adapter | Node.js 20 (LTS)、Node.js 18 (LTS)、16 (LTS) |
JavaScript | RHBK 26.0 Client-side JavaScript Adapter | すべての主要 Web ブラウザー |
JavaScript | RHBK 24.0 Client-side JavaScript Adapter | すべての主要 Web ブラウザー |
注記:
* JBoss EAP 8.x の場合、RHBK 26 AuthZ クライアントで EAP ネイティブ OIDC サポート (Elytron OIDC) を使用することを推奨します。
* Spring Boot 3.x の場合、RHBK 26 AuthZ クライアントで Spring Security ネイティブ OIDC サポートを使用することを推奨します。
RHBK 26.0.x Server と RHBK SAML Client Adapters の互換性:
コンポーネント/フレームワーク | Client Adapter | コンポーネント/フレームワークのバージョン |
---|---|---|
JBoss EAP 8.x | RHBK 26.0 SAML Client Adapter | EAP 8.x |
JBoss EAP 8.x | RHBK 24.0 SAML Client Adapter | EAP 8.x |
RHBK 26.0.x Server と RH-SSO 7.6 Client-side Adapters の互換性:
コンポーネント/フレームワーク | Client Adapter | コンポーネント/フレームワークのバージョン | Client-side JVM |
---|---|---|---|
JBoss EAP 7.x | RH-SSO 7.6 OIDC Client Adapter for JBoss EAP 7 | EAP 7.4 | Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8、Red Hat OpenJDK 1.8、11、17 |
JBoss EAP 7.x | RH-SSO 7.6 SAML Adapter for JBoss EAP 7 | EAP 7.4 | Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8、Red Hat OpenJDK 1.8、11、17 |
JBoss Fuse 7.x | RH-SSO 7.6 OIDC Client Adapter for Fuse 7 | Fuse 7.12+ | Red Hat OpenJDK 1.8、11、Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8 |
Spring Boot 2.x | RH-SSO 7.6 OIDC Client Adapter for Spring Boot 2 | SpringBoot 2.7 | Red Hat OpenJDK 1.8、11、Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8 |
Servlet Filter | RH-SSO 7.6 Client Adapter for Servlet Filters | 任意の Java Servlet AppServer プラットフォーム | Red Hat OpenJDK 1.8、11、Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8 |
Red Hat build of Keycloak 24.0.x
Red Hat build of Keycloak 24.0.x Server でサポートされる構成
Red Hat は、以下の OpenShift、オペレーティングシステム、JVM プラットフォームのいずれかで実行される Red Hat build of Keycloak 24.0.x をテストし、サポートします。
RHBK Server for OpenShift:
Red Hat build of Keycloak on OpenShift のサポートは、KBase のアーティクル記事 Support of Red Hat Middleware products and components on Red Hat OpenShift で定義されているガイドラインに従います。また、OpenShift の各リリースバージョンのライフサイクルに関する詳細は、Red Hat OpenShift Container Platform のライフサイクルポリシー を参照してください。
RHBK Server | OpenShift Container Platform [2] | チップセットアーキテクチャー | コンテナーイメージ/JVM |
---|---|---|---|
24.0.x | 4.17, 4.16, 4.15, 4.14, 4.13, 4.12 [3] | x86_64, s390x [4]、ppc64le [4] | ubi9/openjdk-17 |
RHBK Server for RHEL、Windows (およびその他の OS):
RHBK Server | オペレーティングシステム [5] | チップセットアーキテクチャー | Java 仮想マシン |
---|---|---|---|
24.0.x | Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9、8 | x86_64 | Red Hat OpenJDK 17、Eclipse Adoptium Temurin 17 |
24.0.x | Windows Server 2022、2019 | x86_64 | Red Hat OpenJDK 17、Eclipse Adoptium Temurin 17 |
サードパーティーのコンテナー環境 (他の Kubernetes/xKS、Docker など) 用の RHBK Server:
Red Hat では、すべてのパブリッククラウドプロバイダーの Kubernetes プラットフォームで Red Hat build of Keycloak をテストすることはありません (また、テストすることもできません)。サードパーティーのコンテナー化/Kubernetes 環境での Red Hat build of Keycloak のサポートについては、こちらの KBase のソリューション記事 を参照してください。
Red Hat build of Keycloak 24.0.x Server のテスト済みおよびサポート対象のインテグレーション
テスト済みのインテグレーションとは、Red Hat のお客様が使用している最も一般的な組み合わせを表す、特別にテストされた統合テクノロジーの定義済みセットのことです。これらのインテグレーションには、Red Hat が直接または認定パートナーを通して、製品リリースプロセスの一環として幅広いプラットフォームテストを実施しています。このテストプロセスで確認された問題は、Red Hat build of Keycloak の各リリースのリリースノートに明記されています。
データベース [6]:
次のデータベースと JDBC ドライバーは、Red Hat build of Keycloak 24.0.x (現在は 24.0.8) の最新リリース更新バージョンの一部としてテストおよび認定されています。
データベース | テスト済みバージョン (JDBC Drivers バージョン) | サポートされているバージョン |
---|---|---|
PostgreSQL | 16.4 (PostgreSQL Driver v42.6.0) | 16.x、15.x、14.x、13.x |
MySQL | 8.0.39 (MySQL Connector/J 8.0.33) | 8.0 (LTS)、8.4 (LTS) |
MariaDB | 10.11 (MariaDB Connector/J 3.1.4) | 10.11 (LTS)、10.6 (LTS) |
Microsoft SQLServer | 2022 (JDBC Driver 12.2 for SQL Server/12.2.0.jre11) | 2022、2019 |
Oracle | 19c (19.3.0) (Oracle JDBC Driver v23.2.0.0) | 19.3.0 (注記: 同じデータベースエンジンバージョン (19.3.0) を使用している場合、Oracle RAC もサポートされます。) |
Amazon Aurora PostgreSQL | 16.1 (AWS JDBC driver wrapper) | 16.x、15.x |
マルチサイト [7]:
以下は、マルチサイト 高可用性 アクティブ/パッシブサポート用にテストおよび認定された統合コンポーネントです。
コンポーネント | テスト済みバージョン | サポートされているバージョン |
---|---|---|
Red Hat Data Grid | 8.4.7 | 8.4.7+ |
AWS Aurora PostgreSQL | 16.1 (AWS JDBC Driver Wrapper を含む) | 16.1+、15.5+ (注記: Aurora PostgreSQL は現時点で、マルチサイトデプロイメント向けにテスト、認定、およびサポートされている唯一のデータベースです。) |
マルチサイトのサポート範囲に関するよくある質問の詳細は、KBase のアーティクル記事 Multi-Site Support in Red Hat build of Keycloak 24.0 - Frequently Asked Questions を参照してください。
ユーザーフェデレーション / LDAP - Kerberos - SSSD:
ユーザーフェデレーションは、以下のディレクトリープロバイダーでテストされています。
ディレクトリープロバイダー | テスト済みバージョン | サポートされているバージョン |
---|---|---|
Red Hat Directory Server (RHDS) | 12 | 12、11 |
Microsoft Active Directory | 2019 | 2019、2022 |
Microsoft Active Directory with Kerberos | 2019 | 2019、2022 |
Red Hat Enterprise Linux IdM | IdM RHEL 9 | IdM RHEL 9、8、7 |
SSSD | FreeIPA/IdM RHEL 9 | IdM RHEL 9、8、7 |
Web ブラウザー:
Red Hat build of Keycloak 24.0.x Administration Console
は、Google Chrome
および Firefox
でテストされていますが、以下のリストのブラウザーでサポートされています。
ブラウザー | バージョン |
---|---|
Chrome | 最新 |
Firefox | 最新 |
Edge | 最新 |
Safari | 最新 |
Red Hat build of Keycloak 24.0.x Client Adapters のテスト済みおよびサポートされる構成
OpenID Connect (OIDC) プロトコルは現在、Java エコシステムやその他の一般的なフレームワーク全体で広くサポートされています。アプリケーションサーバーやフレームワークなどのアプリケーションプラットフォームのテクノロジースタックから利用可能な機能を使用することで、相互運用性とサポートが大幅に向上します。たとえば、Red Hat JBoss EAP バージョン 8.x には、OIDC のネイティブ組み込みサポートがあります。これは、一部の Keycloak Client Adapters が非推奨となり、Red Hat build of Keycloak 22.0 リリースバージョン以降、リリースされなくなったことを意味します。
Red Hat build of Keycloak は、OIDC ベースと SAML ベースの両方のクライアントアプリケーション用に次の Client Adapters を生成およびサポートし、残りのライフサイクルにわたって従来の RH-SSO 7.6 クライアントアダプターとの完全な互換性を維持します。
RHBK 24.0.x Server と RHBK OIDC Client Adapters の互換性:
コンポーネント/フレームワーク | Client Adapter | コンポーネント/フレームワークのバージョン |
---|---|---|
Node.js | RHBK 24.0 Node.js OIDC Adapter | Node.js 16 (LTS)、18 (LTS) |
Node.js | RHBK 22.0 Node.js OIDC Adapter | Node.js 16 (LTS)、18 (LTS) |
JavaScript | RHBK 24.0 Client-side JavaScript Adapter | すべての主要 Web ブラウザー |
JavaScript | RHBK 22.0 Client-side JavaScript Adapter | すべての主要 Web ブラウザー |
注記:
* JBoss EAP 8.x の場合、RHBK 24 AuthZ クライアントで EAP ネイティブ OIDC サポート (Elytron OIDC) を使用することを推奨します。
* Spring Boot 3.x の場合、RHBK 24 AuthZ クライアントで Spring Security ネイティブ OIDC サポートを使用することを推奨します。
RHBK 24.0.x Server と RHBK SAML Client Adapters の互換性:
コンポーネント/フレームワーク | Client Adapter | コンポーネント/フレームワークのバージョン |
---|---|---|
JBoss EAP 8.x | RHBK 24.0 SAML Client Adapter | EAP 8.x |
JBoss EAP 8.x | RHBK 22.0 SAML Client Adapter | EAP 8.x |
RHBK 24.0.x Server と RH-SSO 7.6 Client-side Adapter の互換性:
コンポーネント/フレームワーク | Client Adapter | コンポーネント/フレームワークのバージョン | Client-side JVM |
---|---|---|---|
JBoss EAP 7.x | RH-SSO 7.6 OIDC Client Adapter for JBoss EAP 7 | EAP 7.4 | Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8、Red Hat OpenJDK 1.8、11、17 |
JBoss EAP 7.x | RH-SSO 7.6 SAML Adapter for JBoss EAP 7 | EAP 7.4 | Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8、Red Hat OpenJDK 1.8、11、17 |
JBoss Fuse 7.x | RH-SSO 7.6 OIDC Client Adapter for Fuse 7 | Fuse 7.12+ | Red Hat OpenJDK 1.8、11、Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8 |
Spring Boot 2.x | RH-SSO 7.6 OIDC Client Adapter for Spring Boot 2 | SpringBoot 2.7 | Red Hat OpenJDK 1.8、11、Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8 |
Servlet Filter | RH-SSO 7.6 Client Adapter for Servlet Filters | 任意の Java Servlet AppServer プラットフォーム | Red Hat OpenJDK 1.8、11、Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8 |
Red Hat build of Keycloak 22.0.x
Red Hat build of Keycloak 22.0.x Server でサポートされる構成
Red Hat は、以下の OpenShift、オペレーティングシステム、JVM プラットフォームのいずれかで実行される Red Hat build of Keycloak 22.0.x をテストし、サポートします。
RHBK Server for OpenShift:
Red Hat build of Keycloak on OpenShift のサポートは、KBase のアーティクル記事 Support of Red Hat Middleware products and components on Red Hat OpenShift で定義されているガイドラインに従います。また、OpenShift の各リリースバージョンのライフサイクルに関する詳細は、Red Hat OpenShift Container Platform のライフサイクルポリシー を参照してください。
RHBK Server | OpenShift Container Platform [2] | チップセットアーキテクチャー | コンテナーイメージ/JVM |
---|---|---|---|
22.0.x | 4.17, 4.16, 4.15, 4.14, 4.13, 4.12 [3] | x86_64, s390x [4]、ppc64le [4] | ubi9/openjdk-17 |
RHBK Server for RHEL、Windows (およびその他の OS):
RHBK Server | オペレーティングシステム [5] | チップセットアーキテクチャー | Java 仮想マシン |
---|---|---|---|
22.0.x | Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9、8 | x86_64 | Red Hat OpenJDK 17、Eclipse Adoptium Temurin 17 |
22.0.x | Windows Server 2022、2019 | x86_64 | Red Hat OpenJDK 17、Eclipse Adoptium Temurin 17 |
サードパーティーのコンテナー環境 (他の Kubernetes/xKS、Docker など) 用の RHBK Server:
Red Hat では、すべてのパブリッククラウドプロバイダーの Kubernetes プラットフォームで Red Hat build of Keycloak をテストすることはありません (また、テストすることもできません)。サードパーティーのコンテナー化/Kubernetes 環境での Red Hat build of Keycloak のサポートについては、こちらの KBase のソリューション記事 を参照してください。
Red Hat build of Keycloak 22.0.x Server のテスト済みおよびサポート対象のインテグレーション
テスト済みのインテグレーションとは、Red Hat のお客様が使用している最も一般的な組み合わせを表す、特別にテストされた統合テクノロジーの定義済みセットのことです。これらのインテグレーションには、Red Hat が直接または認定パートナーを通して、製品リリースプロセスの一環として幅広いプラットフォームテストを実施しています。このテストプロセスで確認された問題は、Red Hat build of Keycloak の各リリースのリリースノートに明記されています。
データベース [6]:
以下のデータベースと JDBC ドライバーは、Red Hat build of Keycloak 22.0.x (現在は 22.0.13) の最新リリース更新バージョンの一部としてテストおよび認定されています。
データベース | テスト済みバージョン (JDBC Drivers バージョン) | サポートされているバージョン |
---|---|---|
PostgreSQL | 15.8 (PostgreSQL Driver v42.6.0) | 16.x、15.x、14.x、13.x |
MySQL | 8.0.39 (MySQL Connector/J 8.0.33) | 8.0 (LTS)、8.4 (LTS) |
MariaDB | 10.11 (MariaDB Connector/J 3.1.4) | 10.11 (LTS)、10.6 (LTS) |
Microsoft SQLServer | 2022 (JDBC Driver 12.2 for SQL Server/12.2.0.jre11) | 2022、2019 |
Oracle | 19c (19.3.0) (Oracle JDBC Driver v23.2.0.0) | 19.3.0 (注記: 同じデータベースエンジンバージョン (19.3.0) を使用している場合、Oracle RAC もサポートされます。) |
ユーザーフェデレーション / LDAP - Kerberos - SSSD:
ユーザーフェデレーションは、以下のディレクトリープロバイダーでテストされています。
ディレクトリープロバイダー | テスト済みバージョン | サポートされているバージョン |
---|---|---|
Red Hat Directory Server (RHDS) | 11 | 11、12 |
Microsoft Active Directory | 2019 | 2019、2022 |
Microsoft Active Directory with Kerberos | 2019 | 2019、2022 |
Red Hat Enterprise Linux IdM | IdM RHEL 7 | IdM RHEL 7、8、9 |
SSSD | FreeIPA/IdM RHEL 9 | IdM RHEL 7、8、9 |
Web ブラウザー:
Red Hat build of Keycloak 22.0.x Administration Console
は、Google Chrome
および Firefox
でテストされていますが、以下のリストのブラウザーでサポートされています。
ブラウザー | バージョン |
---|---|
Chrome | 最新 |
Firefox | 最新 |
Edge | 最新 |
Safari | 最新 |
Red Hat build of Keycloak 22.0.x Client Adapters のテスト済みおよびサポートされる構成
OpenID Connect (OIDC) プロトコルは現在、Java エコシステムやその他の一般的なフレームワーク全体で広くサポートされています。アプリケーションサーバーやフレームワークなどのアプリケーションプラットフォームのテクノロジースタックから利用可能な機能を使用することで、相互運用性とサポートが大幅に向上します。たとえば、Red Hat JBoss EAP バージョン 8.x には、OIDC のネイティブ組み込みサポートがあります。これは、一部の Keycloak Client Adapters が非推奨となり、Red Hat build of Keycloak 22.0 リリースバージョン以降、リリースされなくなったことを意味します。
Red Hat build of Keycloak は、OIDC ベースと SAML ベースの両方のクライアントアプリケーション用に次の Client Adapters を生成およびサポートし、残りのライフサイクルにわたって従来の RH-SSO 7.6 クライアントアダプターとの完全な互換性を維持します。
RHBK 22.0.x Server と RHBK OIDC Client Adapters の互換性:
コンポーネント/フレームワーク | Client Adapter | コンポーネント/フレームワークのバージョン |
---|---|---|
Node.js | RHBK 22.0 Node.js OIDC Adapter | Node.js 16 (LTS)、18 (LTS) |
JavaScript | RHBK 22.0 Client-side JavaScript Adapter | すべての主要 Web ブラウザー |
注記:
* JBoss EAP 8.x の場合、RHBK 22 AuthZ クライアントで EAP ネイティブ OIDC サポート (Elytron OIDC) を使用することを推奨します。
* Spring Boot 3.x の場合、RHBK 22 AuthZ クライアントで Spring Security ネイティブ OIDC サポートを使用することを推奨します。
RHBK 22.0.x Server と RHBK SAML Client Adapters の互換性:
コンポーネント/フレームワーク | Client Adapter | コンポーネント/フレームワークのバージョン |
---|---|---|
JBoss EAP 8.x | RHBK 22.0 SAML Client Adapter | EAP 8.x |
RHBK 22.0.x Server と RH-SSO 7.6 Client-side Adapters の互換性:
コンポーネント/フレームワーク | Client Adapter | コンポーネント/フレームワークのバージョン | Client-side JVM |
---|---|---|---|
JBoss EAP 7.x | RH-SSO 7.6 OIDC Client Adapter for JBoss EAP 7 | EAP 7.4 | Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8、Red Hat OpenJDK 1.8、11、17 |
JBoss EAP 7.x | RH-SSO 7.6 SAML Adapter for JBoss EAP 7 | EAP 7.4 | Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8、Red Hat OpenJDK 1.8、11、17 |
JBoss Fuse 7.x | RH-SSO 7.6 OIDC Client Adapter for Fuse 7 | Fuse 7.12+ | Red Hat OpenJDK 1.8、11、Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8 |
Spring Boot 2.x | RH-SSO 7.6 OIDC Client Adapter for Spring Boot 2 | SpringBoot 2.7 | Red Hat OpenJDK 1.8、11、Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8 |
Servlet Filter | RH-SSO 7.6 Client Adapter for Servlet Filters | 任意の Java Servlet AppServer プラットフォーム | Red Hat OpenJDK 1.8、11、Oracle JDK 1.8、11、IBM JDK 1.8 |
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