Red Hat OpenStack Platform および Red Hat Virtualization で認定されたゲストオペレーティングシステム
認定ゲストオペレーティングシステム
以下の表に示す Red Hat およびサードパーティーのオペレーティングシステムは、Red Hat Virtualization Hypervisor との組み合わせで、ゲストオペレーティングシステムとしての使用が認定およびサポートされています。Red Hat Virtualization Hypervisor は、以下の製品に統合され使用されます。
- Red Hat Virtualization
- Red Hat OpenStack Platform
- Red Hat Cloud Infrastructure
また、Red Hat は、密度の低い単一マシンの仮想化向けに、KVM が組み込まれた Red Hat Enterprise Linux を提供します。KVM が組み込まれた Red Hat Enterprise Linux 用の認定ゲストオペレーティングシステムの詳細については、「KVM 搭載の Red Hat Enterprise Linux で認定されたゲストオペレーティングシステム」を参照してください。
Red Hat Enterprise Linux 4 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 5 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 6 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 7 | 64 ビット (x86) | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 8 [7] | 64 ビット (x86) | ![]() |
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Microsoft Windows Server 2008 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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Microsoft Windows Server 2008 R2 | 64 ビット (x86) | ![]() |
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Microsoft Windows Server 2012 | 64 ビット (x86) | ![]() |
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Microsoft Windows Server 2012 R2 | 64 ビット (x86) | ![]() |
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Microsoft Windows Server 2016 | 64 ビット (x86) | ![]() |
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Microsoft Windows Server 2019 [1][8] | 64 ビット (x86) | ![]() |
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Microsoft Windows 7 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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Microsoft Windows 8 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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Microsoft Windows 8.1 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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Microsoft Windows 10 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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備考: 対応するクライアント/ワークステーション用 Microsoft OS は、同様に Red Hat によってサポートされます。ワークステーション/クライアント用 OS の SVVP 証明証はないので、これらの OS はこのリストには記載されていません。
サポート対象のゲストオペレーティングシステム
備考: 他のゲストオペレーティングシステムを実行することができます。ただし、Red Hat のサポート範囲はハイパーバイザーレベルで終了します。詳細は、弊社の サードパーティーソフトウェアのサポートに関するドキュメント を参照してください。
SUSE Linux Enterprise Server 10 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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SUSE Linux Enterprise Server 11 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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SUSE Linux Enterprise Server 12 | 32 ビット、64 ビット (x86) | ![]() |
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SUSE Linux Enterprise Server 15 | 64 ビット (x86) | ![]() |
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- 最高のパフォーマンスを得るには、準仮想化 I/O ドライバー (virtio-win) を Windows ゲストにインストールする必要があります。ドライバーは、Red Hat Enterprise Linux ホストオペレーティングシステムの Supplementary チャンネルで、イメージとして利用できます。詳細については、このアーティクル を参照してください。証明書の詳細については、Microsoft SVVP のサイト を参照してください。
- Red Hat は、ゲストオペレーティングシステムの最新サービスパックをテストし、サポートしています。Red Hat のハイパーバイザーの問題を解決するために、Red Hat は特定バージョンのゲストオペレーティングシステムを提供しているベンダーと連携します。ユーザー、またはベンダーサポートのゲストオペレーティングシステムを提供するパートナーは、そのオペレーティングシステムのベンダーにお問い合わせください。ベンダーが Red Hat の担当者と連携して問題を解決します。
- SPICE ドライバー (QXL) は Red Hat からは提供していません。ただし、ディストリビューションのベンダーがディストリビューションの一部として SPICE ドライバーを提供する場合もあります。
- SPICE は、Red Hat Enterprise Linux 6.7、Red Hat Enterprise 7.0 以降、および Windows 7 で完全にサポートされています。Red Hat Enterprise Linux 7.0、Red Hat Enterprise Linux 7.1、および Red Hat Enterprise Linux 6.6 には、階層 2 レベルのサポートが適用されます。
- SPICE は、これらのゲストオペレーティングシステム上で spice-vdagent が実行中の場合にサポートされますが、テストは行われていません。
- SPICE には、アップストリームの WDDM DoD ドライバーを使用することができます。 このドライバーを取得するには、このリンク を参照してください (これは、Red Hat でサポートしているドライバー/ソリューションではない点に注意してください)。
- Red Hat Enterprise Linux 8 は Red Hat Virtualization 4.3 でサポートされていますが、次の制限事項があります: Gnome 環境では SSO はサポートされておらず、qemu-guest-agent のみがサポートされています。 virt-sysprep (テンプレートのシーリング) および virt-sparsify、RHEL 8 の v2v 変換はサポートされていません。
- Microsoft Windows Server 2019 は、Red Hat Enterprise Linux 7.6 以降との互換性が認定されています。
- そのために、3D 用ハードウェアアクセラレーションを除外し QXL-WDDM-DoD ドライバーを使用します。
IBM Power 用にサポートされているゲストオペレーティングシステム
以下の表に示す Red Hat およびサードパーティーのオペレーティングシステムは、IBM POWER8 および POWER9 ハードウェアにおいて、rhev-qemu-kvm カーネルモジュールを実装した Red Hat Enterprise Linux ホストとの組み合わせで、ゲストオペレーティングシステムとしての使用がサポートされています。IBM POWER8 および POWER9 ハードウェア上の Red Hat Enterprise Linux ホストは、以下の製品に統合され使用されます。
- Red Hat Virtualization
Red Hat Enterprise Linux 6.5 | PPC64BE | PPC64LE | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 6.6 | PPC64BE | PPC64LE | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 6.7 | PPC64BE | PPC64LE | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux 6.8 | PPC64BE | PPC64LE | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux 6.9 | PPC64BE | PPC64LE | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux 6.10 | PPC64BE | PPC64LE | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux 7.1 | PPC64BE | PPC64LE | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 7.1 | PPC64LE | PPC64LE | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 7.2 | PPC64BE | PPC64LE | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 7.3 | PPC64LE | PPC64LE | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 7.4 | PPC64LE | PPC64LE | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 7.5 | PPC64LE | PPC64LE | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 7.6 | PPC64LE | PPC64LE | ![]() |
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Red Hat Enterprise Linux 8 | PPC64LE | PPC64LE | ![]() |
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SUSE Linux Enterprise Server 11 SP4 | PPC64BE | PPC64LE | ![]() |
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SUSE Linux Enterprise Server 12 | PPC64LE | PPC64LE | ![]() |
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SUSE Linux Enterprise Server 15 | PPC64LE | PPC64LE | ![]() |
備考: Red Hat Virtualization では、IBM POWER8 ハードウェアに RHEV-H の最小オペレーティングシステムをインストールする構成はサポートされていません。
サポート階層
グローバルサポートサービスは、以下の 2 つの層に従ってゲストオペレーティングシステムにサポートを提供します。
- 階層 1: Red Hat は、該当するハイパーバイザーとゲストオペレーティングシステムの組み合わせをテストし、認証し、サポートを提供します。Red Hat にサポートについての問い合わせをすることができます。
- 階層 2: Red Hat は、該当するハイパーバイザーとゲストオペレーティングシステムの組み合わせを使用するユーザーに、ハイパーバイザーに関するサポートを提供します。ハイパーバイザーに関するサポートは Red Hat に、ゲストオペレーティングシステムに関するサポートはベンダーにご連絡ください。ゲストオペレーティングシステムの問題がハイパーバイザーの問題に関連する場合は、問題の解決に向けてベンダーと連携します。
- 備考: ゲストオペレーティングシステムが一覧に表示されていない場合は、そのゲストオペレーティングシステムのサポートは Red Hat の サードパーティーソフトウェアに対するサポートポリシー に基づいて提供されます。
- Red Hat は、サポートされているライフサイクル期間を過ぎたゲストオペレーティングシステムのハイパーバイザーサポートを継続して提供することを選択する場合があります。 ただし、お客様には、ライフサイクル期間の終了した製品のサポートに関して、ゲストオペレーティングシステムベンダーのサポートポリシーを確認することをお勧めします。
製品バージョン
このセクションでは、Red Hat 製品に含まれる Red Hat Virtualization Hypervisor のバージョンの概要を示します。適用バージョンの一覧は、各製品の表を参照してください。
Red Hat OpenStack Platform
以下の表は、Red Hat OpenStack Platform に含まれる Red Hat Virtualization Hypervisor モジュールのバージョンの概要を示しています。
Red Hat OpenStack Platform のバージョン | Red Hat Virtualization Hypervisor のバージョン |
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3.0 | 6.4 以降 |
4.0 | 6.4 以降 |
5.0 | 6.4 以降、7.0 以降 |
6.0 | 7.2 以降 |
7.0 | 7.2 以降 |
8.0 | 7.2 以降 |
9.0 | 7.2 以降 |
10.0 | 7.3 以降 |
11.0 | 7.3 以降 |
12.0 | 7.4 以降 |
13.0 | 7.5 以降 |
14.0 | 7.6 以降 |
15.0 | 8.0 以降 |
16.0 | 8.1 |
16.1 | 8.2 |
Red Hat Virtualization
以下の表は、Red Hat Virtualization に含まれる Red Hat Virtualization Hypervisor モジュールのバージョンの概要を示しています。
Red Hat Virtualization のバージョン | Red Hat Virtualization Hypervisor のバージョン |
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3.0 | 6.2 以降 |
3.1 | 6.3 以降 |
3.2 | 6.4 以降 |
3.3 | 6.5 以降 |
3.4 | 6.5 以降 |
3.5 | 6.6 以降、7.1 以降 |
3.6 | 7.2 以降 |
4.0 | 7.2 以降 |
4.1 | 7.3 以降 |
4.2 | 7.4 以降 |
4.3 | 7.6 以降 |