72.8. server create

新しいサーバーを作成します。

使用方法

openstack server create [-h] [-f {json,shell,table,value,yaml}]
                               [-c COLUMN] [--noindent] [--prefix PREFIX]
                               [--max-width <integer>] [--fit-width]
                               [--print-empty]
                               (--image <image> | --image-property <key=value> | --volume <volume>)
                               --flavor <flavor>
                               [--security-group <security-group>]
                               [--key-name <key-name>]
                               [--property <key=value>]
                               [--file <dest-filename=source-filename>]
                               [--user-data <user-data>]
                               [--availability-zone <zone-name>]
                               [--block-device-mapping <dev-name=mapping>]
                               [--nic <net-id=net-uuid,v4-fixed-ip=ip-addr,v6-fixed-ip=ip-addr,port-id=port-uuid,auto,none>]
                               [--network <network>] [--port <port>]
                               [--hint <key=value>]
                               [--config-drive <config-drive-volume>|True]
                               [--min <count>] [--max <count>] [--wait]
                               <server-name>

表72.19 位置引数

概要

<server-name>

新しいサーバー名

表72.20 その他の引数 (オプション):

概要

-h, --help

ヘルプメッセージを表示して終了します。

--image <image>

このイメージからサーバーのブートディスクを作成します(名前または ID)。

--image-property <key=value>

照合されるイメージ属性

--volume <volume>

このボリュームをブートディスクとして使用してサーバーを作成します(名前または ID)。このオプションは、ブートインデックス 0 でブロックデバイスマッピングを自動的に作成します。多くのハイパーバイザー(libvirt/kvm など)で、これはデバイス vda になります。--block-device- mappingを使用して、このデバイスに重複したマッピングを作成しないでください。

--flavor <flavor>

このフレーバーを使用してサーバーを作成します(名前または ID)。

--security-group <security-group>

このサーバーに割り当てるセキュリティーグループ(名前または ID)(複数のグループを設定する場合はオプションを繰り返し使用します)

--key-name <key-name>

このサーバーに挿入するキーペア(任意の拡張)

--property <key=value>

このサーバーに属性を設定します(複数の値を設定する場合はオプションを繰り返し使用します)。

--file <dest-filename=source-filename>

ブート前にイメージに挿入するファイル(複数のファイルを設定する場合はオプションを繰り返し使用します)

--user-data <user-data>

メタデータサーバーから提供されるユーザーデータファイル

--availability-zone <zone-name>

サーバーのアベイラビリティーゾーンを選択します。

--block-device-mapping <dev-name=mapping>

サーバーにブロックデバイスを作成します。<dev-name>=<id>:<type>:<size(GB)>:<delete-on- terminate> <dev-name>: ブロックデバイス名(例: vdb、xvdc(必須)<id>)形式のブロックデバイスマッピング。 ボリュームまたはスナップショットの UUID(必須)<type>: ボリュームまたはスナップショット。デフォルト: volume(オプション)<size(GB)>: volume size if create from snapshot(optional)<delete-on-terminate>: true or false; default: false(任意拡張)

--nic <net-id=net-uuid,v4-fixed-ip=ip-addr,v6-fixed-ip=ip-addr,port-id=port-uuid,auto,none>

サーバーに nic を作成します。複数の NIC を作成するには、オプションを複数回指定します。net-id または port- id のどちらかを指定する必要がありますが、両方を指定することはできません。net-id: NIC をこの UUID が割り当てられたネットワークにアタッチします。port-id: NIC をこの UUID が割り当てられたポートにアタッチします。v4-fixed-ip: NIC用IPv4 固定アドレス(オプション)。v6-fixed-ip: NIC用IPv6 固定アドレス(オプション)。none: (v2.37以上)ネットワークをアタッチしません。auto: (v2.37以上) Compute サービスがネットワークを自動的に割り当てます。--nic にauto または none を指定すると、他の --nic の値とは併用できません。

--network <network>

サーバーに nic を作成し、ネットワークに接続します。複数の NIC を作成するには、オプションを複数回指定します。これは、新しいサーバーを特定のネットワークに接続する標準ユースケースの簡単な構文を提供する--nic net-id=<network> パラメーターのラッパーです。高度なユースケースは、-- nic パラメーターを参照してください。

--port <port>

サーバーに nic を作成し、ポートに接続します。複数の NIC を作成するには、オプションを複数回指定します。これは、新しいサーバーを特定のポートに接続する標準ユースケースの簡単な構文を提供する--nic port-id=<port> パラメーターのラッパーです。高度なユースケースは、--nic パラメーターを参照してください。

--hint <key=value>

スケジューラーのヒント(オプションの機能拡張)

--config-drive <config-drive-volume>

True

指定されたボリュームをコンフィグドライブとして使用するか、true で一時ドライブを使用します。

--min <count>

起動するサーバーの最小数(デフォルトは1)

--max <count>

起動するサーバーの最大数(デフォルトは 1)

--wait

表72.21 出力形式の設定

概要

出力フォーマッター options-f {json,shell,table,value,yaml}, --format {json,shell,table,value,yaml}

出力形式。デフォルトは table です。

-c COLUMN, --column COLUMN

追加する列を指定します。繰り返すことができます。

表72.22 JSON 書式設定

概要

--noindent

Json のインデントを無効にするかどうか。

表72.23 Shell フォーマッター

概要

UNIX シェルで解析できる形式(variable="value")--prefix PREFIX

すべての変数名にプレフィックスを追加します。

表72.24 表の書式設定

概要

--max-width <integer>

表示の幅の最大値 <1 は無効にする。CLIFF_MAX_TERM_MYBACKUPDIRTH 環境変数を使用することもできますが、パラメーターが優先されます。

--fit-width

表示幅にテーブルを適合させます。--max- width が 0 よりも大きい場合は暗黙的になります。常に有効にするには、環境変数を CLIFF_FIT_MYBACKUPDIRTH=1 に設定します。

--print-empty

表示するデータがない場合は空のテーブルを出力します。