171.3. ブロブストア URI オプション

JClouds コンポーネントは、以下にリストされている 3 つのオプションをサポートしています。

名前説明デフォルトタイプ

blobStores (Common)

blobstore を使用するときに設定する必要がある特定の BlobStore を使用する場合。

 

List

computeServices (Common)

コンピュートを使用するときに設定する必要がある特定の ComputeService を使用する場合。

 

List

resolveProperty Placeholders (advanced)

起動時にコンポーネントがプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。

true

boolean

JClouds エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。

jclouds:command:providerId

パスおよびクエリーパラメーターを使用します。

171.3.1. パスパラメーター (2 パラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

command

必須 blobstore やコンピュートなど、実行するコマンド。

 

JcloudsCommand

providerId

必須 ターゲットサービスを提供するクラウドプロバイダーの名前 (例: aws-s3 または aws_ec2)。

 

String

171.3.2. クエリーパラメーター(15 個のパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

bridgeErrorHandler (consumer)

コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

false

boolean

exceptionHandler (consumer)

コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

 

ExceptionHandler

exchangePattern (consumer)

コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。

 

ExchangePattern

synchronous (advanced)

同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。

false

boolean

blobName (blobstore)

ブロブの名前。

 

String

container (blobstore)

ブロブコンテナーの名前。

 

String

directory (blobstore)

使用するオプションのディレクトリー名

 

String

group (compute)

新しく作成されたノードに割り当てられるグループ。値は、実際のクラウドプロバイダーによって異なります。

 

String

hardwareId (compute)

ノードの作成に使用されるハードウェア。値は、実際のクラウドプロバイダーによって異なります。

 

String

imageId (compute)

ノードの作成に使用される imageId。値は、実際のクラウドプロバイダーによって異なります。

 

String

locationId (compute)

ノードの作成に使用されるロケーション。値は、実際のクラウドプロバイダーによって異なります。

 

String

nodeId (compute)

スクリプトを実行するか破棄するノードの ID。

 

String

nodeState (compute)

ノードのステータスでフィルタリングして、実行中のノードのみを選択するなど。

 

String

operation (compute)

blobstore に対して実行される操作のタイプを指定します。

 

String

user (compute)

スクリプトを実行するターゲットノードのユーザー。

 

String

これらのオプションはいくつでも使用できます。

jclouds:blobstore:aws-s3?operation=CamelJcloudsGet&container=mycontainer&blobName=someblob

プロデューサーエンドポイントの場合、適切なヘッダーをメッセージに渡すことで、上記の URI オプションをすべてオーバーライドできます。

171.3.3. blobstore のメッセージヘッダー

ヘッダー説明

CamelJcloudsOperation

ブロブに対して実行される操作。有効なオプションは * PUT * GET です

CamelJcloudsContainer

ブロブコンテナーの名前。

CamelJcloudsBlobName

ブロブの名前。