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100.22. ファイルベースのべき等リポジトリーの使用

このセクションでは、デフォルトとして使用されるインメモリーベースではなく、ファイルベースのべき等リポジトリー org.apache.camel.processor.idempotent.FileIdempotentRepository を使用します。
このリポジトリーは、ファイルリポジトリーの読み取りを回避するために 1 ストレベルキャッシュを使用します。ここでは、files リポジトリーのみを使用して 1 ストレベルキャッシュのコンテンツを保存します。これにより、リポジトリーはサーバーの再起動後も維持されます。起動時に、ファイルの内容が 1 ストレベルキャッシュに読み込まれます。ファイル構造は非常に簡単です。キーをファイルに別々の行に保存します。デフォルトでは、ファイルストアのサイズ制限は 1mb です。サイズの大きい Camel がファイルストアを切り捨てると、1 ストレベルキャッシュを新規の空のファイルにフラッシュしてコンテンツを再ビルドします。

Spring XML を使用してリポジトリーのべき等リポジトリーを作成し、# 記号を使用してレジストリールックアップを示す idempotentRepository でリポジトリーを使用するようにファイルコンシューマーを定義します。