1.8.6. RHBA-2020:5115 - OpenShift Container Platform 4.6.6 バグ修正の更新

発行日: 2020-11-30

OpenShift Container Platform リリース 4.6.6 が公開されました。この更新に含まれるバグ修正の一覧は、RHBA-2020:5115 アドバイザリーにまとめられています。この更新に含まれる RPM パッケージは、RHBA-2020:5116 アドバイザリーで提供されています。

以下のコマンドを実行して、本リリースでコンテナーイメージを表示できます。

$ oc adm release info 4.6.6 --pullspecs

1.8.6.1. バグ修正

  • OpenShift Container Platform 4.6 よりも前のバージョンでは、Marketplace Operator が OperatorSource カスタムリソース定義 (CRD) を使用する場合、ネットワークが制限されたネットワーク (非接続クラスターとしても知られる) でクラスターを使用するクラスター管理者は、openshift-marketplace namespace のデフォルトの OperatorSource オブジェクトを無効にし、デフォルトソースと同じ名前のカスタム CatalogSource オブジェクトを作成することができました。OpenShift Container Platform 4.6 では、Marketplace Operator は OperatorSource CRD が削除されるため、 CatalogSource オブジェクトを直接使用するようになりました。その結果、openshift-marketplace には OperatorHub API によって管理されるデフォルトのカタログソースが含まれます。

    非接続の OpenShift Container Platform 4.6 クラスターでデフォルトのカタログソースを無効にした後に、管理者がデフォルトソースと同じ名前でカタログソースの作成を試行すると、OperatorHub API は以前はカスタムカタログソースを削除していました。カタログソースが OperatorHub API を使用して無効にされず、デフォルトのカタログソースに変更が加えられている場合 (例: spec.image パラメーターが非接続環境の内部レジストリーを参照するように変更されている場合)、仕様はデフォルトの仕様に復元されました。

    今回のバグ修正により、クラスター管理者は OperatorHub API を使用して無効にされている場合に、デフォルトソースと同じ名前のカスタムカタログソースを作成し、更新し、削除できるようになりました。その結果、管理者はデフォルトのカタログソースを無効にし、削除または上書きすることなくデフォルト名を使用してカスタムカタログソースを作成できるようになりました。デフォルトのカタログソースを再度有効にされると、デフォルトの仕様が復元されます。(BZ#1895952)