7.17.2. Linux ブリッジ ネットワークへの仮想マシンの接続

デフォルトでは、OpenShift Virtualization は単一の内部 Pod ネットワークとともにインストールされます。

追加のネットワークに接続するには、Linux ブリッジ ネットワーク接続定義 (NAD) を作成する必要があります。

仮想マシンを追加のネットワークに割り当てるには、以下を実行します。

  1. Linux ブリッジ ノード ネットワーク設定ポリシーを作成します。
  2. Linux ブリッジ ネットワーク接続定義を作成します。
  3. 仮想マシンを設定して、仮想マシンがネットワーク接続定義を認識できるようにします。

スケジューリング、インターフェイスタイプ、およびその他のノードのネットワークアクティビティーについての詳細は、node networking セクションを参照してください。

7.17.2.1. ネットワーク接続定義によるネットワークへの接続

7.17.2.1.1. Linux ブリッジ ノード ネットワーク設定ポリシーの作成

NodeNetworkConfigurationPolicy マニフェスト YAML ファイルを使用して、Linux ブリッジを作成します。

手順

  • NodeNetworkConfigurationPolicy マニフェストを作成します。この例には、独自の情報で置き換える必要のあるサンプルの値が含まれます。

    apiVersion: nmstate.io/v1
    kind: NodeNetworkConfigurationPolicy
    metadata:
      name: br1-eth1-policy 1
    spec:
      desiredState:
        interfaces:
          - name: br1 2
            description: Linux bridge with eth1 as a port 3
            type: linux-bridge 4
            state: up 5
            ipv4:
              enabled: false 6
            bridge:
              options:
                stp:
                  enabled: false 7
              port:
                - name: eth1 8
    1
    ポリシーの名前。
    2
    インターフェイスの名前。
    3
    オプション: 人間が判読できるインターフェイスの説明。
    4
    インターフェイスのタイプ。この例では、ブリッジを作成します。
    5
    作成後のインターフェイスの要求された状態。
    6
    この例では IPv4 を無効にします。
    7
    この例では STP を無効にします。
    8
    ブリッジが接続されているノード NIC。