12.2. サードパーティーのモニタリング Web サービス API へのアクセス

コマンドラインからサードパーティーの Web サービス API に直接アクセスして、Prometheus、Alertmanager、Thanos Ruler、Thanos Querier などのスタックコンポーネントを監視できます。

次の例は、Alertmanager のサービス API レシーバーにクエリーを実行する方法を示しています。この例では、関連付けられたユーザーアカウントがopenshift-monitoring名前空間のmonitoring-alertmanager-editロールに対してバインドされていること、およびアカウントにルートを表示する権限があることが必要です。このアクセスは、認証に Bearer Token を使用することのみをサポートします。

$ host=$(oc -n openshift-monitoring get route alertmanager-main -ojsonpath={.spec.host})
$ token=$(oc whoami -t)
$ curl -H "Authorization: Bearer $token" -k "https://$host/api/v2/receivers"
注記

Thanos Ruler および Thanos Querier サービス API にアクセスするには、要求元のアカウントが namespace リソースに対するアクセス許可を get している必要があります。これは、アカウントに cluster-monitoring-view クラスターロールを付与することで実行できます。