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2.4. モニタリングスタックの設定

OpenShift Container Platform 4.10 では、cluster-monitoring-config または user-workload-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを使用して、モニタリングスタックを設定できます。設定マップはクラスターモニタリング Operator (CMO) を設定し、その後にスタックのコンポーネントが設定されます。

前提条件

  • OpenShift Container Platform のコアモニタリングコンポーネントを設定する場合、以下を実行します。

    • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
    • cluster-monitoring-configConfigMap オブジェクトを作成している。
  • ユーザー定義のプロジェクトをモニターするコンポーネントを設定する場合:

    • cluster-admin ロールを持つユーザーとして、または openshift-user-workload-monitoring プロジェクトの user-workload-monitoring-config-edit ロールを持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。
    • user-workload-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを作成している。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

手順

  1. ConfigMap オブジェクトを編集します。

    • OpenShift Container Platform のコアモニタリングコンポーネントを設定するには、以下を実行します。

      1. openshift-monitoring プロジェクトで cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを編集します。

        $ oc -n openshift-monitoring edit configmap cluster-monitoring-config
      2. 設定を、data/config.yaml の下に値とキーのペア <component_name>: <component_configuration> として追加します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: cluster-monitoring-config
          namespace: openshift-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            <component>:
              <configuration_for_the_component>

        <component> および <configuration_for_the_component> を随時置き換えます。

        以下の ConfigMap オブジェクトの例は、Prometheus の永続ボリューム要求 (PVC) を設定します。これは、OpenShift Container Platform のコアコンポーネントのみをモニターする Prometheus インスタンスに関連します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: cluster-monitoring-config
          namespace: openshift-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            prometheusK8s: 1
              volumeClaimTemplate:
               spec:
                 storageClassName: fast
                 volumeMode: Filesystem
                 resources:
                   requests:
                     storage: 40Gi
        1
        Prometheus コンポーネントを定義し、後続の行はその設定を定義します。
    • ユーザー定義のプロジェクトをモニターするコンポーネントを設定するには、以下を実行します。

      1. openshift-user-workload-monitoring プロジェクトで user-workload-monitoring-config ConfigMap オブジェクトを編集します。

        $ oc -n openshift-user-workload-monitoring edit configmap user-workload-monitoring-config
      2. 設定を、data/config.yaml の下に値とキーのペア <component_name>: <component_configuration> として追加します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: user-workload-monitoring-config
          namespace: openshift-user-workload-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            <component>:
              <configuration_for_the_component>

        <component> および <configuration_for_the_component> を随時置き換えます。

        以下の ConfigMap オブジェクトの例は、Prometheus のデータ保持期間および最小コンテナーリソース要求を設定します。これは、ユーザー定義のプロジェクトのみをモニターする Prometheus インスタンスに関連します。

        apiVersion: v1
        kind: ConfigMap
        metadata:
          name: user-workload-monitoring-config
          namespace: openshift-user-workload-monitoring
        data:
          config.yaml: |
            prometheus: 1
              retention: 24h 2
              resources:
                requests:
                  cpu: 200m 3
                  memory: 2Gi 4
        1
        Prometheus コンポーネントを定義し、後続の行はその設定を定義します。
        2
        ユーザー定義プロジェクトをモニターする Prometheus インスタンスについて 24 時間のデータ保持期間を設定します。
        3
        Prometheus コンテナーの 200 ミリコアの最小リソース要求を定義します。
        4
        Prometheus コンテナーのメモリーの 2 GiB の最小 Pod リソース要求を定義します。
        注記

        Prometheus 設定マップコンポーネントは、 cluster-monitoring-config ConfigMap オブジェクトで prometheusK8s と呼ばれ、 user-workload-monitoring-config ConfigMap オブジェクトで prometheus と呼ばれます。

  2. ファイルを保存して、変更を ConfigMap オブジェクトに適用します。新規設定の影響を受けた Pod は自動的に再起動されます。

    注記

    user-workload-monitoring-config ConfigMap オブジェクトに適用される設定は、クラスター管理者がユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にしない限りアクティブにされません。

    警告

    変更がモニタリング設定マップに保存されると、関連するプロジェクトの Pod およびその他のリソースが再デプロイされる可能性があります。該当するプロジェクトの実行中のモニタリングプロセスも再起動する可能性があります。

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