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OpenShift Container Platform 4.13 へのアップグレードの準備

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この記事は、API の削除と非推奨化について説明するシリーズの一部です。API 使用状況の評価とこれらの API からの移行について、詳細は KCS 6955985 を参照してください。

Kubernetes のドキュメント によると、Kubernetes 1.26 では非推奨の API が削除されました。OpenShift Container Platform 4.13 は Kubernetes 1.26 を使用します。

OpenShift Container Platform 4.12.8 では、クラスターを OpenShift Container Platform 4.12 から 4.13 にアップグレードする前に、管理者による手動での承認を求める要件が導入されました。これは、OpenShift Container Platform 4.13 にアップグレードした後に、クラスター上で実行されている、またはクラスターと対話するワークロード、ツール、その他のコンポーネントで削除された API が引き続き使用され、その結果として問題が発生することを防ぐための手段です。管理者は、クラスターにおける削除予定の API の使用状況を評価し、適切な新しい API バージョンを使用するように、影響を受けるコンポーネントを移行する必要があります。この処理が完了すると、管理者は承認を提供できます。

すべてのクラスターで、OpenShift Container Platform 4.13 にアップグレードする前に、この管理者による承認が必要です。

削除された Kubernetes API

Kubernetes 1.26 では、次の非推奨 API が削除されました。クラスター、またはアイドル状態のワークロードやツールがこれらの API のいずれかを使用している場合は、OpenShift Container Platform 4.13 にアップグレードする前に、それらを適切な新しいバージョンに移行する必要があります。

リソース API 主な変更点
flowschemas flowcontrol.apiserver.k8s.io/v1beta1
prioritylevelconfigurations flowcontrol.apiserver.k8s.io/v1beta1
horizontalpodautoscalers autoscaling/v2beta2

管理者の承認を提供する

重要: API の使用状況を評価して削除された API から移行するための詳細は、Navigating Kubernetes API deprecations and removals を参照してください。

削除された API についてクラスターを評価し、削除された API から移行した後、クラスターを OpenShift Container Platform 4.13 にアップグレードする準備が完了したことを承認できます。

注記: この承認方法は、OpenShift Dedicated (OSD) や Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) には適用されません。

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