Subscription Watch
Subscription Watch の概要と使用をお勧めする理由
Subscription Watch は、Red Hat のサブスクリプションツールの機能です。あらゆる環境 (物理、仮想、パブリッククラウド、プライベートクラウド、エッジ) での Red Hat テクノロジーの使用状況に関する情報を統合および集約したレポートを提供します。
これにより、以下を把握できます。
- 使用量 - テクノロジーの使用量
- 容量 - テクノロジーの購入量
- 使用率 - テクノロジーをデプロイすることによって消費した容量の割合
Subscription Watch は console.redhat.com で入手でき、すべてのお客様とパートナー様にご利用いただけます。
以下のビデオでは、Subscription Watch および同種の機能である Simple Content Access を Red Hat が構築した理由について、また両機能によってお客様のサブスクリプションエクスペリエンスがどのように向上するかについて詳しく説明しています。
さらに、以下のビデオでは、Red Hat のサブスクリプションエクスペリエンスに関する最新の改善点について説明しています。
登録エクスペリエンスのモダナイズ
Subscription Watch を使い始める (グラフの読み取り方)
まず、あるアカウントのレポートを見て、使用量、使用率、容量 がどのように視覚化されているかを確認してみましょう。
これらのグラフから、このアカウント (4 月 30 日時点) の RHEL の容量 (サブスクリプションしきい値) が 180 ソケット、RHEL の使用量が 74 ソケット (物理が 18、仮想が 45、パブリッククラウドが 11) であることがわかります。 したがって、RHEL の使用率は 41% です。 このデータを正確に表現することは、Subscription Watch にとって最も重要なことです。不正確であれば利用の妨げになり、また何よりもユーザーに誤った情報が与えられてしまうためです。
グラフを生成する方法
Red Hat は、使用量、使用率、容量 を表現するために、5 ステップのアプローチを使用しています。
ステップ 0 - サブスクリプションによって提供される容量を把握する (把握)
容量の線を作成するために、Subscription Watch は製品のすべてのサブスクリプションを合計します。 たとえば、上記の例では、 SOCKETS を提供するすべての RHEL サブスクリプションを合計します。 Red Hat OpenShift Container Platform の場合、SOCKETS と CORES の両方を提供するすべてのサブスクリプションを合計します。OpenShift は両方の測定単位で販売されているためです。
ステップ 1 - テクノロジーを特定する (フィンガープリント)
このステップでは、使用中の Red Hat テクノロジーを特定します。 テクノロジーを運用しているシステムの前に管理者を座らせたら、管理者はそのテクノロジーがインストールされていることをどのように確認するでしょうか。 その手段としては、たとえば次のものが挙げられます。
- 特定の製品証明書
- 特定のファイルの存在
- 特定のコマンドの実行
Red Hat Enterprise Linux の場合、/etc/pki/product にある製品証明書によって製品を特定します。 OpenShift の場合、製品証明書と、OpenShift Cluster Manager から報告されたクラスターの両方を使用します。 この情報は、クライアントツール (subscription-manager や insights-clientなど) が収集します。
ステップ 2 - テクノロジーとそのユースケースを測定する (カウント)
テクノロジーの購入方法や、 その測定単位を把握します。 クライアントツール (subscription-manager、insights-client)、サーバーツール (Satellite、Discovery)、またはホスト型/SaaS ツール (Red Hat Subscription Management、OpenShift Cluster など) を使用して、ソケット、コア、メモリー、トポロジー、ホスト/ゲストマッピングなどの情報を収集して、お使いのテクノロジーを適切に測定できるようにします。
さらに、通常はシステム情報ではないユースケース情報も収集する必要があります。 たとえば、次のような情報です。
- 技術 的なユースケース情報 (例: サーバーとして使用されている RHEL)
- ビジネス 上のユースケース情報 (例: 障害復旧目的)
- 運用 上のユースケース情報 (例: Premium か Standard か、L3 のみか L1-L3 か)
ステップ 3 - ビジネスモデルの観点からテクノロジーを解釈する (解釈)
テクノロジーユニットの厳密なカウント以外に追加の制約やルールがある場合は、それらを解釈し、合理的に説明します。
例: RHEL に、ハイパーバイザー上で実行される複数のゲストをサポートする仮想データセンター (vDC) サブスクリプションがあります。 このような例では、各ゲストを個別にカウントする代わりに、カウントセクション (ホスト/ゲストマッピング) で収集した追加データを使用して、複数のゲストをサポートしているハイパーバイザーの製品使用量のみをカウントします。
ステップ 4 - わかりやすいレポートをユーザーに表示する (視覚化)
ステップ 0 - 3 が完了すると、意味のある粒度 (日次、月次など) で作成された、実用的なレポートをユーザーに表示できるようになります。
Subscription Watch を使用するにあたって必要となる運用上の変更
Subscription Watch は、アカウント全体の統合ダッシュボードです。 正確 なアカウント全体のビューを表示するには、正確なアカウント全体のインベントリーを Subscription Watch に送信する必要があります。
Red Hat Subscription Management (RHSM) または Connected OpenShift Container Platform 4 をお使いの場合、 お客様の側で作業は必要ありません。 どちらのプラットフォームのインベントリーも、Subscription Watch に自動的に同期されます。 お客様は Subscription Watch にログインするだけです。
Red Hat Satellite をお使いの場合
Red Hat Satellite はオンプレミスツールとして明確に設計されているため、インベントリーを Subscription Watch にアップロードするための追加設定が必要です。 Satellite ユーザーは、Insights クライアント または Satellite インベントリーアップロードプラグイン のどちらかを使用できます。
どちらを使用すべきでしょうか?
- Insights クライアントは、Subscription Watch のインベントリーを提供し、かつ Insights アプリのシステムを設定するため、これが最適です。 Insights クライアントに投資することで、次のサービスがすべてサポートされます。
- Satellite インベントリープラグインは、Insights クライアントをデプロイできない場合や、Satellite が 非接続 (および console.redhat.com に直接接続できない) の場合に役立ちます。 また、Satellite プラグインは、(通常
virt-who経由で送信される) ホスト/ゲストマッピングデータを Subscription Watch に報告できる 唯一 のオンプレミスツールです。 Satellite ユーザーで、virt-who を必要とするサブスクリプションがあり、Satellite インベントリープラグインを 使用しない 場合、Subscription Watch では正確な使用率が 報告されません。
virt-who を必要とする Satellite のサブスクリプションがわからない場合は、 Satellite UI の Content -> Subscriptions から表示できます。
注記: 両方 のツールを同時に使用する設定も有効です。 システムが複数のツールで報告される場合、そのシステムは 1 回だけカウントされます。
参考文献
Simple Content Access と Subscription Watch についての知識と理解をさらに深めるには、次のドキュメントをお読みいただくことをお勧めします。




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