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Convert2RHEL サポートポリシー

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目次

概要

  • このドキュメントでは、Red Hat が Convert2RHEL ユーティリティーへのサポートを提供する方法について説明します。Convert2RHEL ユーティリティーを使用することで、一部の Red Hat Enterprise Linux 以外のシステムをサポート対象の Red Hat Enterprise Linux インストールに変換することができます。

詳細情報

サポート対象の変換

以下にリストされている変換タイプは、変換後の Red Hat Enterprise Linux バージョンが フルサポートフェーズ または該当する メンテナンスサポートフェーズ にある間、サポートと対象となります。これらのフェーズの有効期間に関する詳細は、Red Hat Enterprise Linux ライフサイクルポリシーの ライフサイクルの日付 セクションを参照してください。

既存のインストールタイプ 変換後のインストール
CentOS 7 Linux Red Hat Enterprise Linux 7
CentOS 8 Linux Red Hat Enterprise Linux 8
Oracle Enterprise Linux 7 Red Hat Enterprise Linux 7
Oracle Enterprise Linux 8 Red Hat Enterprise Linux 8

  • サポートされる変換は、最新マイナーリリースおよびバージョン (既存のインストールタイプ) から、既存のものと同じ最新リリースおよびマイナーバージョン (変換後のインストールタイプ) への変換のみです。例: CentOS 7.9 から Red Hat Enterprise Linux 7.9 への変換は、両方が完全に最新で、メジャーバージョンとマイナーバージョンが一致する場合にのみサポートされます。

  • 変換するすべてのシステムは、変換を試みる前に有効なバックアップが必要です。これらは、必要に応じて利用可能で、元に戻すことができる必要があります。

  • RHEL 6 への変換はサポートされておらず、ELS の対象外です。 Convert2RHEL FAQ (Frequently Asked Questions) の Can CentOS Linux 6 or Oracle Linux 6 be converted to RHEL 6? を参照してください。

  • 上記以外の変換については、Red Hat アカウントの担当者にお問い合わせいただき、他のオプションについてご相談ください。

  • 変換プロセスに関するその他の技術的な制限については、以下の 関連情報 セクションを参照してください。

Red Hat が変換プロセスをサポートする仕組み

変換プロセスは、変換後に使用される RHEL サブスクリプションのサービスレベルアグリーメント (SLA) に従います。変換プロセスに適用される SLA の詳細は、Red Hat カスタマーポータルの 製品サポートのサービスレベルアグリーメント を参照してください。

  • 従来、セルフサポートサブスクリプションにはシステムの登録とインストールのサポートが含まれていますが、Convert2RHEL を使用した変換プロセスは明示的に含まれていません。

  • 実稼働環境が変換プロセス中に発生する遅延や問題による影響を受けていないユースケースでのみ、変換は推奨されます。要因が不明でトラブルシューティングにかかる期間も不明なため、実稼働サービスの再開が遅れる場合には、トラブルシューティングを進める前にシステムバックアップを使用する必要があります。そのため、製品サポートのサービスレベルアグリーメント で定義されているように、重大度レベル 3 以下のサポートが想定されます。

Red Hat における変換システムのサポート方法

正常に変換されたシステムは、システムに適用された製品サポートサブスクリプションに準拠し、完全にサポートされます。

注: Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションでは、RHEL 7 用の Red Hat Software Collections および RHEL 8 用の Red Hat Enterprise Linux 8 Application Streams を介して提供される追加のソフトウェアも利用できます。現在サポートされているソフトウェアについては、Red Hat Enterprise Linux 7 の Red Hat Software Collections の製品ライフサイクル および Red Hat Enterprise Linux 8 アプリケーションストリームのライフサイクル を参照してください。

関連情報

追加の使用情報および既知の問題と制限については、次のソースを参照してください。

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