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Universal Base Images (UBI): イメージ、リポジトリー、パッケージ、およびソースコード

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Red Hat Universal Base Images (UBI) を使用すると、Red Hat Enterprise Linux ソフトウェアの基盤上にコンテナーイメージを構築することができます。Red Hat UBI コンテナーイメージの使用に関する詳細は、Characteristics of UBI images を参照してください。

この記事では、以下について確認します。

  • イメージ: 利用可能な Red Hat UBI コンテナーイメージを検索する方法に関する情報
  • リポジトリー: 自由に再配布できる RPM パッケージを使用して、UBI コンテナーイメージを更新および追加するための利用可能なソフトウェアリポジトリー
  • RPMパッケージ: UBI コンテナーイメージ内で利用可能なすべてのパッケージを検索する方法の説明
  • ソースコードイメージ: 公開された各 UBI コンテナーイメージのソースコンテナーイメージを取得する方法の説明

UBI に関する問題、または UBI に対する機能強化リクエストがある場合は、Red Hat Bugzilla サイト (distribution BZ コンポーネントおよび UBI7、UBI8、または UBI9 の下) にバグを報告してください。現在のバグのセットについては、UBI ウィークリーバグリスト を参照してください。Red Hatのお客様は、Red Hat サポートケース を作成できます。

注記: この記事を最新の状態に保つために最善を尽くしていますが、Red Hat UBI イメージ、リポジトリー、および RPM パッケージの最新リストを取得する唯一の正確な方法は、その情報ソースを直接確認することです。以下の各セクションでは、該当情報を取得する方法について説明します。

Red Hat UBI イメージ

最新のイメージの一覧と各イメージの詳細については、Red Hat エコシステムカタログの Red Hat Universal Base Image セクションを参照してください。Red Hat UBI イメージは、認証された (registry.redhat.io) レジストリーおよび認証されていない (registry.access.redhat.com) レジストリーの両方から入手可能です。

Red Hat UBI リポジトリー

各 Red Hat UBI イメージは、UBI RPM パッケージの最新バージョンを含む UBI yum リポジトリーを参照するように事前設定されています。
それらのリポジトリーのパッケージから Red Hat UBI イメージを更新するためのサブスクリプションは必要ありません。

各 UBI コンテナー内の /etc/yum.repos.d/ubi.repo ファイルには、利用可能な UBI リポジトリーのエントリーが含まれています。
enabled = 1 に設定されているものは、現在有効になっています。これらのパッケージの場所を確認するには、各リポジトリーの baseurl を参照してください。 yum repolist と入力して、有効なリポジトリーの一覧を表示します (yum は minimal と micro の UBI イメージでは使用できません)。

以下の Red Hat UBI リポジトリーは、RHEL 7、RHEL 8、RHEL 9 の UBI イメージ内でデフォルトで有効になっています。

注記: DNF や YUM が想定する形式と一致するように、-rpms 接尾辞がすべての UBI リポジトリー名に追加され (例: ubi-8-appstream-rpms)、--debug-rpms 接尾辞もすべてのデバッグリポジトリー名に追加されました (例: ubi-8-appstream-debug-rpms)。

RHEL 7 UBI リポジトリー

リポジトリー ID リポジトリー名
ubi-7 Red Hat Universal Base Image 7 Server (RPMs)
ubi-7-rhah Red Hat Universal Base Image Atomic Host (RPMs)
ubi-7-server-devtools-rpms Red Hat Developer Tools RPMs for Red Hat Universal Base Image 7 Server
ubi-7-server-extras-rpms Red Hat Universal Base Image 7 Server - Extras (RPMs)
ubi-7-server-optional-rpms Red Hat Universal Base Image 7 Server - Optional (RPMs)
ubi-server-rhscl-7-rpms Red Hat Software Collections RPMs for Red Hat Universal Base Image 7 Server

RHEL 8 UBI リポジトリー

リポジトリー ID リポジトリー名
ubi-8-appstream-rpms Red Hat Universal Base Image 8 (RPMs) - AppStream
ubi-8-baseos-rpms Red Hat Universal Base Image 8 (RPMs) - BaseOS

RHEL 9 UBI リポジトリー

リポジトリー ID リポジトリー名
ubi-9-appstream-rpms Red Hat Universal Base Image 9 (RPMs) - AppStream
ubi-9-baseos-rpms Red Hat Universal Base Image 9 (RPMs) - BaseOS

Red Hat UBI RPM パッケージ

Red Hat UBI コンテナー内にインストールされている RPM パッケージの一覧を表示するには、rpm -qa と入力します。

Red Hat UBI コンテナー内から利用可能なすべての RPM パッケージを表示するには、yum list all と入力します。
yum コマンドは、minimal イメージと micro イメージでは使用できないことに注意してください。

すべての UBI イメージで利用可能な RPM パッケージを検索する別の方法は、UBI リポジトリーを参照することです。前述のように、すべての UBI リポジトリーは、各 UBI コンテナー内の /etc/yum.repos.d/ubi.repo ファイルに一覧表示されています。

各リポジトリーへの URL は、リポジトリー名とともに一覧表示されています。例に示すように、$basearch をお使いのコンピューターのアーキテクチャー (x86_64 など) に置き換えます。

Red Hat UBI ソースコンテナーイメージ

Red Hat は、公開する各 Universal Base Image (UBI) に関連付けられたすべてのソースコードを含むソースコンテナーイメージを生成するようになりました。UBI ソースコンテナーイメージの詳細とその取得方法については、Getting UBI Container Image Source Code を参照してください。

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