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Red Hat Enterprise Linux 5 Extended Life Cycle Support (ELS) アドオンに関する FAQ

更新 -

Red Hat Enterprise Linux 5 のライフサイクルはどのように設定されていますか?

Red Hat Enterprise Linux の各メジャーリリースに対して Red Hat が提供するサポートおよびサービスは、4 つのフェーズ (運用フェーズ 1、2、および 3、そして延長ライフサイクルフェーズ) に分類されています。Red Hat Enterprise Linux 5 については、10 年間の運用フェーズと、延長ライフサイクルフェーズを提供しています。これらの 4 つのフェーズで「ライフサイクル」が構成されています。それぞれのフェーズで提供されるサポートおよびサービスについては、Red Hat Enterprise Linux Life Cycle を参照してください。

Red Hat Enterprise Linux 5 が延長ライフサイクルフェーズに入った後はどうすれば良いですか?

Red Hat サブスクリプションをお使いになれば、セキュリティアップデートとバグの修正をすべて含む Red Hat ソフトウェアのアクティブなバージョン (バイナリおよびソース形式) に引き続きアクセスできます。Red Hat Enterprise Linux 5 の運用フェーズが終了したため、サブスクリプションサービスをこれまでどおり活用していただくために、Red Hat Enterprise Linux 6 または 7 にアップグレードすることが強く推奨されます。このバージョンには、最新のハードウェアプラットフォームおよび ISV アプリケーション向けの新しい機能および可用性が含まれます。Red Hat Enterprise Linux 5 を引き続きご利用になる場合は、現在の Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションに Red Hat Enterprise Linux Extended Life Cycle Support (ELS) Add-On サブスクリプションを追加することが推奨されます。

製品が延長ライフサイクルフェーズに入った後に、Red Hat Enterprise Linux 5 のソフトウェアメンテナンス (バグおよびセキュリティの修正) とテクニカルサポートをこれまでどおり利用するにはどうすれば良いですか?

Red Hat Enterprise Linux 5 にソフトウェアのメンテナンスと技術サポートが必要な場合は、現在の Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションに Red Hat Enterprise Linux 5 Extended Life Cycle Support (ELS) Add-On サブスクリプションを追加することが強く推奨されます。ELS アドオンは Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションを補完し、延長ライフサイクルフェーズでは利用できないソフトウェアメンテナンスサービスを提供します。ELS アドオンを購入すると、運用フェーズ 3 で提供されていたソフトウェアメンテナンス (重大な影響を与えるセキュリティと、選択された緊急優先度のバグへの修正) とテクニカルサポートを引き続きご利用になれます。ELS は 2020 年 11 月 30 日まで利用できます。この期間、既存の Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションと同様のサブスクリプション条件とサポートレベルをご利用になります。 ELS Add-On サブスクリプションは、Red Hat Enterprise Linux Standard および Premium のサポートサブスクリプションに追加できます。

Red Hat Enterprise Linux Extended Life Cycle Support (ELS) アドオンの詳細は、Red Hat Enterprise Linux Life Cycle を参照してください。

Red Hat Enterprise Linux 5 Extended Life Support (ELS) アドオンはどのように購入できますか?

ELS は Red Hat から直接購入することもできますが、OEM やチャンネルなどからもご購入いただけます。Red Hat Enterprise Linux サブスクリプションの購入先から ELS を購入することが推奨されます。ELS の価格情報については Red Hat にお問い合わせください。

Red Hat Enterprise Linux 5 Extended Life Cycle Support (ELS) アドオンに含まれない製品またはコンポーネントはありますか?

ELS は Red Hat Enterprise Linux ソフトウェアパッケージ (rpm) とコンポーネントのほとんどを対象としていますが、一部のパッケージは除外されます。詳細は、Extended Life Cycle Support Inclusions を参照してください。

以下の製品は、Red Hat Enterprise Linux 5 ELS Add-On サブスクリプションには含まれておりません。

  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5
  • Red Hat Enterprise Linux Workstation 5

RHEL 5 ELS アドオンでは、レイヤード製品や、その他のアドオンを使用することはできますか?

できません。RHEL 5 ELS アドオンはサーバーにのみ利用でき、RHEL High Availability、Resilient Storage、Load Balancer アドオンなどのレイヤード製品には適用されません。延長ライフフェーズ (ELP) では、このようなアドオンは、Red Hat Enterprise Linux Life Cycle に記載される ELP にエンタイトルされます。 このフェーズで利用できるのはテクニカルサポートに限定され、このアドオンでは、バグ修正、セキュリティ修正、ハードウェア可用性、原因解析を利用することはできません。

延長ライフサイクルサポートの終了日以降に、RHEL 5 ELS コンテンツに引き続きアクセスするには、アクティブは RHEL 5 ELS Add-on サブスクリプションが必要ですか?

必要です。RHEL 5 ELS コンテンツにアクセスするには、アクティブな RHEL 5 ELS Add-On サブスクリプションが必要になります。これは、延長ライフサイクルサポートが終了したあとも必要になります。詳細は Red Hat Enterprise Linux Life Cycle を参照してください。ただし、延長ライフサイクルサポートが終了したあとは、重大な影響を及ぼすセキュリティ問題、および選択された緊急優先度のバグへの修正が新たにリリースされることはありません。それまでにリリースされ利用可能なすべてのコンテンツは、RHEL 5 ELS Add-on サブスクリプションがあれば引き続き利用できます。

Red Hat Network から Red Hat Enterprise Linux 5 ELS アドオンコンテンツにはどのようにアクセスできますか?

Red Hat Enterprise Linux 5 ELS アドオンコンテンツ (重大な影響を与えるセキュリティと、選択された緊急優先度のバグへの修正) は、Red Hat Network の Red Hat Enterprise Linux 5 ベースチャンネルの子チャンネルで入手できます。子チャンネルは、“Red Hat Enterprise Linux ELS” の製品の下にあります。

Red Hat Enterprise Linux 5 ELS アドオンを購入してから Red Hat Network に登録したままになっている場合、再登録は必要ありません。Red Hat Network (RHN) の Red Hat Enterprise Linux 5 ELS コンテンツにアクセスする方法については、https://access.redhat.com/articles/2973131 を参照してください。

Red Hat Enterprise Linux 5 を仮想化デプロイメントでゲストとして実行しています。Red Hat Enterprise Linux 5 ELS アドオンは、Red Hat ハイパーバイザーや、Red Hat がサポートするハイパーバイザーで実行しているゲストにも利用できますか?

できます。ELS は、アクティブでサポートされるハイパーバイザーで実行している Red Hat Enterprise Linux 5 ゲストで利用できます。たとえば、ELS サブスクリプションを持つ Red Hat Enterprise Linux 5 ゲストは、Red Hat Virtualization で実行でき、完全にサポートされます。サポートされるハイパーバイザーの完全マトリックスは、Red Hat Enterprise Linux Virtualization ゲストマトリックスでご確認いただけます。

新しいバージョンの Red Hat Enterprise Linux に移行する間、1 年間の Red Hat Enterprise Linux 5 ELS アドオンを購入することはできますか?

できます。Red Hat Enterprise Linux 5 ELS アドオンは 1 年単位のサービスで、必要に応じて更新できます。

Red Hat Subscription Manager を Red Hat Enterprise Linux 5 ELS アドオンで使用できますか?

できます。Red Hat Enterprise Linux 5 ELS アドオンコンテンツ (重大な影響を与えるセキュリティと、選択された緊急優先度のバグへの修正) は、Red Hat Subscription Manager にある Red Hat Enterprise Linux 5 ベースリポジトリの子リポジトリで入手できます。子リポジトリは、Red Hat Enterprise Linux ELS 製品の下にあります。

Red Hat Enterprise Linux 5 ELS アドオンを購入してから Red Hat Subscription Manager に登録したままになっている場合、再登録は必要ありません。Red Hat Subscription Manager (RHSM) で Red Hat Enterprise Linux 5 ELS コンテンツにアクセス (Red Hat Network Satellite からの ELS へのアクセスを含む) する方法は、How do I access RHEL 5 ELS content after RHEL 5 transitions to Extended Life Phase? を参照してください。

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