Red Hat 製品を Microsoft の Server Virtualization Validation Program (SVVP) として認証する
Red Hat は、複数の製品が Microsoft の Server Virtualization Validation Program (SVVP) として認証されるように取り組みました。Microsoft による Red Hat 製品の認証は、ハイパーバイザーとオペレーティングシステムのコンポーネントを特別に組み合わせたものにに対して行われます。たとえば、以下のようになります。
- Red Hat Enterprise Virtualization on Red Hat Enterprise Linux 6.5
- Red Hat Enterprise Virtualization on Red Hat Enterprise Linux 7.0
- Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform on Red Hat Enterprise Linux 7.0
適用可能なすべての Red Hat 製品のサポート状況、認証、および互換性は、これらの認証によって決定します。
これらの製品はスタンドアロン製品として販売されたり、その他のソフトウェアまたはサービスに含まれていたりします。たとえば、Red Hat Enterprise Linux に Smart Virtualization が同梱されている場合は、以下のものが最低限含まれます。
- ホストサーバーのオペレーティングシステムとして使用される Red Hat Enterprise Linux
- ハイパーバイザーコンポーネントとなる qemu-kvm-rhev
- ライセンス認証されたホストサーバーで RHEL ゲストを無制限に実行するための追加エンタイトルメント
- Red Hat Enterprise Virtualization Manager からライセンス認証されたホストを管理する機能
ハイパーバイザーおよびオペレーティングシステムのコンポーネントから SVVP 認証を受け継ぐ Red Hat 製品には以下が含まれます。
- Red Hat Enterprise Virtualization
- Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform
- Red Hat Enterprise Linux with Smart Virtualization
- Red Hat Cloud Infrastructure (RHCI)
Red Hat は以前、SVVP の認証に、特定バージョンの RHEL 5 および RHEL 6 を提供していました。
RHEL 6.6 は、qemu-kvm ハイパーバイザーが含まれる RHEL オペレーティングシステムを使用する Microsoft for SVVP に対して認証された最新の RHEL バージョンになります。
7.0 以降では、上述される製品セットで使用される qemu-kvm-rhev ハイパーバイザーが含まれる RHEL オペレーティングシステムだけが提供されます。SVVP で認証された Red Hat 製品一覧については、以下のリンクを参照してください。
Red Hat products certified with the Microsoft Server Virtualization Validation program
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