第15章 Red Hat Quay API の使用

Red Hat Quay は、完全な OAuth 2 RESTful API を提供します。

  • 各 Red Hat Quay インスタンスのエンドポイント (URL https://<yourquayhost>/api/v1) から利用できます。
  • Swagger UI を有効にして、ブラウザー経由でエンドポイントに接続し、Red Hat Quay の設定を取得、削除、投稿、および配置できます。
  • API 呼び出しを実行し、OAuth トークンを使用するアプリケーションからアクセスできます。
  • JSON としてデータを送受信します。

以下のテキストは、Red Hat Quay API にアクセスし、API を使用して Red Hat Quay クラスターで設定を表示して変更する方法を説明します。次のセクションでは、API エンドポイントをリスト表示し、説明します。

15.1. Quay.io からの Quay API へのアクセス

独自の Red Hat Quay クラスターがまだ実行されていない場合に、Web ブラウザーから Quay.io で利用可能な Red Hat Quay API を確認できます。

https://docs.quay.io/api/swagger/

表示される API Explorer には Quay.io API エンドポイントが表示されます。Quay.io で有効でない Red Hat Quay 機能のスーパーユーザー API エンドポイントまたはエンドポイント (リポジトリーミラーリングなど) は表示されません。

API Explorer から、以下に関する情報を取得し、変更できます。

  • 請求、サブスクリプション、およびプラン
  • リポジトリービルドおよびビルドトリガー
  • エラーメッセージおよびグローバルメッセージ
  • リポジトリーイメージ、マニフェスト、パーミッション、通知、脆弱性、およびイメージの署名
  • 使用状況に関するログ
  • 組織、メンバー、および OAuth アプリケーション
  • ユーザーとロボットアカウント
  • その他

エンドポイントを選択して開き、エンドポイントの各部分のモデルスキーマを表示します。エンドポイントを開き、必要なパラメーター (リポジトリー名またはイメージなど) を入力し、Try it out! ボタンを選択して Quay.io エンドポイントに関連する設定を照会するか、変更します。