5.2. リポジトリーログのエクスポート

Export Logs 機能を使用すると、より多くのログファイルを取得し、Red Hat Quay データベースの外部に保存できます。この機能には次の利点と制約があります。

  • リポジトリーから収集するログの日付の範囲を選択できます。
  • ログをメールの添付ファイルで送信するか、コールバック URL に移動することを要求できます。
  • ログをエクスポートするには、リポジトリーまたは名前空間の管理者である必要があります。
  • すべてのユーザーのログが 30 日分保持されます。
  • Export Logs 機能は、過去に生成されたログデータのみを収集します。ログ取得中のデータのストリーミングは行いません。
  • この機能を使用するには、Red Hat Quay インスタンスを外部ストレージ用に設定する必要があります。ローカルストレージはログのエクスポートには使用できません。
  • ログが収集されて利用可能になったら、そのデータを保存する場合は、すぐにコピーする必要があります。デフォルトでは、データは 1 時間後に期限切れになります。

ログをエクスポートするには、次の手順を実行します。

手順

  1. 管理者権限のあるリポジトリーを選択します。
  2. ナビゲーションペインで、Usage Logs を選択します。
  3. オプション: 特定の日付を指定する場合は、From ボックスと to ボックスに範囲を入力します。
  4. Export Logs ボタンをクリックします。以下のような Export Usage Logs のポップアップが表示されます。

    Enter email or callback URL to receive exported logs

  5. エクスポートされたログを受信するメールアドレスまたはコールバック URL を入力します。コールバック URL には、指定ドメインへの URL (例: <webhook.site>) を使用できます。
  6. Start Logs Export を選択して、選択したログエントリーを収集するプロセスを開始します。収集されるログデータの量に応じて、これが完了するまでに数分から数時間かかる場合があります。
  7. ログのエクスポートが完了すると、次の 2 つのイベントのいずれかが発生します。

    • 要求したエクスポート済みログエントリーが利用可能であることを通知するメールが受信されます。
    • webhook URL からのログエクスポート要求の成功ステータスが返されます。さらに、エクスポートされたデータへのリンクを使用して、ログをダウンロードできるようになります。
注記

URL は Red Hat Quay 外部ストレージ内の場所を指しており、1 時間以内に期限切れになるように設定されています。ログを保持する場合は、エクスポートされたログを有効期限が切れる前に必ずコピーしてください。