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A.20. IIOP サブシステムの属性

表A.38 IIOP サブシステムの属性

属性説明

add-component-via-interceptor

SSL コンポーネントが IOR インターセプターによって追加されるべきかどうかを示します。

auth-method

認証方法。有効な値は none および username_password です。

caller-propagation

呼び出し元の ID を SAS コンテキストで伝播する必要があるかどうかを示します。有効な値は none および supported です。

client-requires

クライアント SSL がパラメーターを必要とすることを示す値。有効な値は NoneServerAuthClientAuth、および MutualAuth です。

client-supports

クライアント SSL がサポートされるパラメーターを示す値。有効な値は NoneServerAuthClientAuth、および MutualAuth です。

confidentiality

トランスポートに機密性の保護が必要であるかどうかを示します。有効な値は nonesupported、および required です。

detect-misordering

トランスポートに間違った順序の検出が必要であるかどうかを示します。有効な値は nonesupported、および required です。

detect-replay

トランスポートにリプレイの検出が必要であるかどうかを示します。有効な値は nonesupported、および required です。

export-corbaloc

ルートコンテキストを corbaloc::address:port/NameService としてエクスポートすべきかどうかを示します。

giop-version

使用される GIOP バージョン。

high-water-mark

TCP 接続キャッシュパラメーター。接続数がこの値を超えるたびに、ORB は接続を再利用しようとします。再利用される接続の数は、number-to-reclaim プロパティーによって指定されます。このプロパティーが設定されていない場合は、デフォルトの OpenJDK ORB が使用されます。

integrity

トランスポートに整合性の保護が必要であるかどうかを示します。有効な値は nonesupported、および required です。

number-to-reclaim

TCP 接続キャッシュパラメーター。接続数が high-water-mark プロパティーを超えるたびに、ORB は接続を再利用しようとします。再利用される接続の数は、このプロパティーによって指定されます。このプロパティーが設定されていない場合は、デフォルトの OpenJDK ORB が使用されます。

persistent-server-id

サーバーの永続 ID。永続オブジェクト参照はサーバーの多くのアクティベーションで有効であり、このプロパティーを使用してこの ID を識別します。結果として、同じサーバーの多くのアクティベーションではこのプロパティーを同じ値に設定し、同じホストで実行されている異なる複数のサーバーインスタンスに異なるサーバー ID を割り当てる必要があります。

properties

汎用キー/値のプロパティーリスト。

realm

認証サービスのレルム名。

required

認証が必要であるかどうかを示します。

root-context

ネーミングサービスのルートコンテキスト

security

セキュリティーインターセプターをインストールするかどうかを示します。有効な値は、clientアイデンティティー、および none です。

security-domain

SSL 接続の確立に使用されるキーストアとトラストストアを保持するセキュリティードメインの名前。

server-requires

サーバー SSL がパラメーターを必要とすることを示す値。有効な値は NoneServerAuthClientAuth、および MutualAuth です。

server-supports

サーバー SSL がサポートされるパラメーターを示す値。有効な値は NoneServerAuthClientAuth、および MutualAuth です。

socket-binding

ORB ポートを指定するソケットバインディング設定名

ssl-socket-binding

ORB SSL を指定するソケットバインディング設定名

support-ssl

SSL がサポートされるかどうかを示します。

transactions

トランザクションインターセプターがインストールされるかどうかを示します。有効な値は fullspec、および none です。値が full の場合は JTS が有効になり、spec の場合は受信トランザクションコンテキストを拒否する JTS でない仕様に準拠するモードを有効にします。

trust-in-client

トランスポートの確立にクライアントの信頼が必要であるかどうかを示します。有効な値は nonesupported、および required です。

trust-in-target

トランスポートの確立にターゲットの信頼が必要であるかどうかを示します。有効な値は none および supported です。