6.5. インテグレーションの途中で Dropbox にアクセス

フローの途中で Dropbox にファイルをアップロードするには、Dropbox コネクションをフローの途中に追加します。

前提条件

  • Dropbox コネクションが作成されている必要があります。
  • フローを作成または編集することになり、Fuse Online でインテグレーションに追加するよう要求されます。

手順

  1. Add to Integration ページで、コネクションの追加先のプラス記号をクリックします。Fuse Online が最後のコネクションを選択するよう要求する場合は、このステップをスキップします。
  2. インテグレーションが使用する Dropbox コネクションをクリックします。
  3. Choose an action ページで Upload を選択し、このコネクションがアクセスする Dropbox アカウントに現在のインテグレーションデータを追加します。
  4. このアクションを設定するには以下を行います。

    1. Remote Path フィールドにアップロードするファイルのローカルパスとファイル名を指定します。Dropbox は同じパスと名前でファイルを格納します。本リリースでは、単一のファイルのみをアップロードできます。
    2. Upload mode では以下を行います。

      • 同じ Dropbox フォルダーに同じ名前のファイルがない場合のみ Add を選択してファイルをアップロードします。同じ名前のファイルが同じ Dropbox フォルダーに存在する場合は、ファイルはアップロードされず、インテグレーションが続行されます。これは、アップロードするファイルのコンテンツが更新されたかどうかに関わらず、同じ動作になります。
      • 同じ名前のファイルが同じ Dropbox フォルダーにある場合でも確実にファイルをアップロードするには Force を選択します。既存のファイルはアップロードするファイルによって上書きされます。
  5. Next をクリックし、アクションの入力および出力タイプを指定します。
  6. データタイプの認識が必要がない場合は、Select Type フィールドに Type specification not required を使用し、Next をクリックします。残りの手順を行う必要はありません。

    ただし、構造化データタイプが推奨されます。たとえば、コネクションの入出力をデータマッパーステップでマップする場合、データタイプを指定する必要があります。データマッパーは、非構造化データのフィールドを表示できません。

    データタイプを指定するには、Select Type フィールドをクリックし、以下の 1 つをスキーマタイプとして選択します。

    • JSON schema は JSON データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは application/schema+json です。
    • JSON instance は JSON データが含まれるドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは application/json です。
    • XML schema は XML データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのファイル拡張子は .xsd です。
    • XML instance は XML データが含まれるドキュメントです。このドキュメントのファイル拡張子は .xml です。
  7. Definition 入力ボックスに、選択したスキーマタイプに準拠する定義を貼り付けます。たとえば、JSON schema を選択した場合は、メディアタイプが application/schema+json の JSON スキーマファイルの内容を貼り付けます。
  8. Data Type Name フィールドにはデータタイプに選択した名前を入力します。たとえば、ベンダーの JSON スキーマを指定する場合は、Vendor をデータタイプ名として指定することができます。

    このタイプを指定するコネクションを使用するインテグレーションを作成または編集するときにこのデータタイプ名が表示されます。Fuse Online では、インテグレーションビジュアライゼーションとデータマッパーにタイプ名が表示されます。

  9. Data Type Description フィールドには、このタイプを区別するのに便利な情報を提供します。データマッパーでこのタイプを処理するステップにカーソルを合わせると、この説明が表示されます。
  10. Next をクリックします。

結果

インテグレーションフローで追加した場所にコネクションが表示されます。