Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Decision Manager

2.7. Decision Central における重複した GAV の検出

Decision Central のすべての Maven リポジトリーで、プロジェクトの GroupIdArtifactId、および Version (GAV) の各値が重複しているかどうかが確認されます。GAV が重複していると、実行された操作が取り消されます。

重複した GAV の検出は、以下の操作を実行するたびに実行されます。

  • プロジェクトのプロジェクト定義の保存。
  • pom.xml ファイルの保存。
  • プロジェクトのインストール、ビルド、またはデプロイメント。

以下の Maven リポジトリーで重複の GAV が確認されます。

  • pom.xml ファイルの <repositories> 要素および <distributionManagement> 要素で指定されたリポジトリー。
  • Maven の settings.xml 設定ファイルに指定されたリポジトリー。

2.7.1. Decision Central における重複した GAV 検出設定の管理

admin ロールを持つ Decision Central ユーザーは、プロジェクトで GroupId 値、ArtifactId 値、および Version 値 (GAV) が重複しているかどうかを確認するリポジトリーの一覧を修正できます。

手順

  1. Decision Central で、MenuDesignProjects に移動して、プロジェクト名をクリックします。
  2. プロジェクトの Settings タブをクリックし、Validation をクリックしてリポジトリーの一覧を開きます。
  3. 一覧表示したリポジトリーオプションの中から選択するか選択を解除して、重複した GAV の検出を有効または無効にします。

    今後、重複した GAV の報告は、検証を有効にしたリポジトリーに対してのみ行われます。

    注記

    この機能を無効にするには、システムの起動時に Decision Central の org.guvnor.project.gav.check.disabled システムプロパティーを true に設定します。

    $ ~/EAP_HOME/bin/standalone.sh -c standalone-full.xml
    -Dorg.guvnor.project.gav.check.disabled=true