3.4.3. API テストコールの設定

API の設定では、リクエストコールを元にテストを行うために、プロダクトを含めたバックエンドのテストを行い、APIcast の設定をステージング環境および実稼働環境にプロモートする必要があります。

それぞれのプロダクトについて、リクエストはパスに従って対応するバックエンドにリダイレクトされます。このパスは、バックエンドをプロダクトに追加する際に設定されます。たとえば、プロダクトに 2 つのバックエンドを追加している場合、それぞれのバックエンドは固有のパスを持ちます。

前提条件

手順

  1. [Your_product_name] > Integration > Configuration の順に移動して、APIcast 設定をステージング環境にプロモートします。
  2. APIcast Configuration セクションに、プロダクトに追加された各バックエンドのマッピングルールが表示されます。Promote v.[n] to Staging APIcast をクリックします。

    • v.[n] は、プロモート先のバージョン番号を表します。
  3. ステージング環境にプロモートしたら、実稼働環境にプロモートすることができます。Staging APIcast セクションで、Promote v.[n] to Production APIcast をクリックします。

    • v.[n] は、プロモート先のバージョン番号を表します。
  4. コマンドラインで API へのリクエストをテストするには、Example curl for testing で提供されるコマンドを使用します。

    • curl コマンドの例は、プロダクトの最初のマッピングルールに基づいています。

API へのリクエストをテストする際に、メソッドおよびメトリクスを追加して マッピングルールを変更することができます。

設定を変更したら、API への呼び出しを行う前に、必ずステージング環境および実稼働環境にプロモートするようにしてください。ステージング環境にプロモートする保留中の変更がある場合には、管理ポータルの Integration メニュー項目の横に感嘆符が表示されます。

3scale Hosted APIcast ゲートウェイはクレデンシャルを検証し、API のアプリケーションプランで定義した流量制御を適用します。クレデンシャルがない、あるいは無効なクレデンシャルで呼び出しを行うと、エラーメッセージAuthentication failedが表示されます。