Red Hat OpenStack Platform、Red Hat Virtualization、Red Hat OpenShift Virtualization、および Red Hat Enterprise Linux with KVM の認定ゲストオペレーティングシステム
目次
以下は、認定仮想化ソリューションでの使用が認定され、サポートされている Red Hat およびサードパーティーのゲストオペレーティングシステムのリストです。
Red Hat は、密度の低い単一マシンの仮想化向けに Red Hat Enterprise Linux with KVM を提供します。より優れたスケーラビリティーとより高度な機能については、以下の製品を参照してください。
- Red Hat OpenShift Virtualization
- Red Hat OpenStack Platform
最適な操作を実現するには、仮想マシン (VM) 上で実行されているゲストオペレーティングシステムに対して認定されている CPU モデルとパススルーデバイスのみを使用して、仮想マシンを設定します。RHEL ゲストオペレーティングシステムでサポートされている CPU モデルとパススルーデバイスについては、ハードウェアカタログ を参照して、サポートされている CPU モデルとパススルーデバイスを検索してください。
サポート階層
Global Support Services は、以下の 2 つの層に従って、ゲストオペレーティングシステムのサポートを提供します。
- 階層 1: Red Hat は、該当するハイパーバイザーとゲストオペレーティングシステムの組み合わせをテストおよび認証し、サポートを提供します。Red Hat にサポートについて問い合わせることができます。
- 階層 2: Red Hat は、該当するハイパーバイザーとゲストオペレーティングシステムの組み合わせを使用するお客様に、ハイパーバイザーに関するサポートを提供します。ハイパーバイザーに関するサポートは Red Hat に、ゲストオペレーティングシステムに関するサポートはベンダーにご連絡ください。ゲストオペレーティングシステムの問題がハイパーバイザーの問題に関連する場合は、問題の解決に向けてベンダーと連携します。
注記: Red Hat は、サポートされているライフサイクル期間を過ぎたゲストオペレーティングシステムのハイパーバイザーサポートを継続して提供することを選択する場合があります。ただし、お客様には、ライフサイクル期間の終了した製品のサポートに関して、ゲストオペレーティングシステムベンダーのサポートポリシーを確認することをお勧めします。
Red Hat Virtualization、Red Hat OpenStack Platform、および Red Hat Cloud Infrastructure
以下は、Red Hat Virtualization、Red Hat OpenStack Platform、および Red Hat Cloud Infrastructure ホストでの使用が認定およびサポートされている Red Hat およびサードパーティーのゲストオペレーティングシステムのリストです。
- Red Hat Virtualization 4.2、4.3 および Red Hat OpenStack Platform 13 は、RHEL 7 ベースのハイパーバイザーを使用します。
- Red Hat OpenStack Platform 16.2 は、RHEL 8.4 ベースのハイパーバイザーを使用します。
- Red Hat Virtualization 4.4 SP1 は、RHEL 8.6 ベースのハイパーバイザーを使用します。
- Red Hat OpenStack Platform 17.1 は、RHEL 9.2 ベースのハイパーバイザーを使用します。
- これらの製品で使用される RHEL マイナーバージョンの詳細は、対応するライフサイクルページ (RHV、RHOSP) を確認してください。
Red Hat Enterprise Linux 6 | ||||||
Red Hat Enterprise Linux 7 | ||||||
Red Hat Enterprise Linux 8 | ||||||
Red Hat Enterprise Linux 9 | 6 |
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Microsoft Windows Server 2012 | ||||||
Microsoft Windows Server 2012 R2 | ||||||
Microsoft Windows Server 2016 | ||||||
Microsoft Windows Server 2019 | ||||||
Microsoft Windows Server 2022 | ||||||
Microsoft Windows 10 | ||||||
Microsoft Windows 11 | ||||||
SUSE Linux Enterprise Server 12 | ||||||
SUSE Linux Enterprise Server 15 |
- Red Hat は、ゲストオペレーティングシステムの最新サービスパックをテストし、サポートしています。Red Hat のハイパーバイザーの問題を解決するために、Red Hat は特定バージョンのゲストオペレーティングシステムを提供しているベンダーと連携します。ユーザー、またはベンダーサポートのゲストオペレーティングシステムを提供するパートナーは、そのオペレーティングシステムのベンダーにお問い合わせください。ベンダーが Red Hat の担当者と連携して問題を解決します。
- SPICE ドライバー (QXL) は Red Hat からは提供していません。ただし、ディストリビューションのベンダーがディストリビューションの一部として SPICE ドライバーを提供する場合もあります。
- SPICE は、Red Hat Enterprise Linux 6.7 および Red Hat Enterprise 7.0 以降で完全にサポートされています。Red Hat Enterprise Linux 7.0、Red Hat Enterprise Linux 7.1、および Red Hat Enterprise Linux 6.6 には、階層 2 レベルのサポートが適用されます。
- SPICE には、アップストリームの WDDM DoD ドライバーを使用することができます。このドライバーにアクセスするには、こちらのリンク を参照してください (これは、Red Hat でサポートしているドライバー/ソリューションではない点に注意してください)。
- Red Hat Enterprise Linux 8 は Red Hat Virtualization 4.3 でサポートされていますが、virt-sysprep (テンプレートシーリング)、virt-sparsify、または RHEL 8 の v2v 変換はサポートされていません。gnome 環境では SSO もサポートされておらず、qemu-guest-agent のみがサポートされています。
- Red Hat Enterprise Linux 9 は Red Hat Virtualization 4.4 でサポートされていますが、virt-sysprep (テンプレートシーリング)、virt-sparsify、または RHEL 9 の v2v 変換はサポートされていません。gnome 環境では SSO もサポートされておらず、qemu-guest-agent のみがサポートされています。
- そのために、3D 用ハードウェアアクセラレーションを除外し QXL-WDDM-DoD ドライバーを使用します。
- ゲスト OS が RHEL 9 ホストで実行されている場合、SPICE はサポートされません。
Red Hat OpenShift Virtualization
以下は、Red Hat OpenShift Virtualization ホストでの使用が認定およびサポートされている Red Hat およびサードパーティーのゲストオペレーティングシステムのリストです。
Red Hat Enterprise Linux 6 | ||||
Red Hat Enterprise Linux 7 | ||||
Red Hat Enterprise Linux 8 | ||||
Red Hat Enterprise Linux 9 | ||||
Microsoft Windows 10 | ||||
Microsoft Windows 11 | ||||
Microsoft Windows Server 2012 R2 | ||||
Microsoft Windows Server 2016 | ||||
Microsoft Windows Server 2019 | ||||
Microsoft Windows Server 2022 |
Red Hat Enterprise Linux with KVM
以下は、Red Hat Enterprise Linux Server with KVM ホストでの使用が認定およびサポートされている Red Hat およびサードパーティーのゲストオペレーティングシステムのリストです。
Red Hat Enterprise Linux 6 | ||||
Red Hat Enterprise Linux 7 | ||||
Red Hat Enterprise Linux 8 | 2 |
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Red Hat Enterprise Linux 9 | 2 |
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Microsoft Windows 10 | ||||
Microsoft Windows 11 | ||||
Microsoft Windows Server 2012 64-Bit | ||||
Microsoft Windows Server 2012 R2 64-Bit | ||||
Microsoft Windows Server 2016 64-Bit | ||||
Microsoft Windows Server 2019 64-Bit | ||||
Microsoft Windows Server 2022 64-Bit |
- RHEL 7 では、特定のサブスクリプションプログラムでのみ、RHEL が SVVP でサポートされます。サブスクリプションモデルに Windows ゲストのサポートが含まれているかどうか不明な場合は、カスタマーサポートにお問い合わせください。RHV および OSP はフルサポートされ、SVVP 認定ドライバーを提供します。さらに、ご利用中の Red Hat Enterprise Linux Server バージョンは、Windows Server Catalog - Server Virtualization で Windows Server を実行するサポートされた仮想化テクノロジーとしてリストされている必要があります。
- 古いリリースのホスト上での新しいリリースの RHEL KVM イメージのカスタマイズはサポートされていません。詳細は、こちらのソリューション記事 を参照してください。
IBM Power
以下は、rhev-qemu-kvm カーネルモジュールを使用して、IBM POWER8 および POWER9 ハードウェア上の Red Hat Enterprise Linux ホストでの使用が認定およびサポートされている Red Hat およびサードパーティーのゲストオペレーティングシステムのリストです。
Red Hat Enterprise Linux 6 | ||||||
Red Hat Enterprise Linux 7.1、7.2 | ||||||
Red Hat Enterprise Linux 7.1、7.3、7.4、7.5、7.6 | ||||||
Red Hat Enterprise Linux 8 | ||||||
SUSE Linux Enterprise Server 12 | ||||||
SUSE Linux Enterprise Server 15 |
注記: IBM POWER8 および POWER9 ハードウェア上の Red Hat Enterprise Linux ホストは、Red Hat Virtualization に統合され、その中で使用されます。Red Hat Virtualization では、IBM POWER8 ハードウェアに RHEV-H の最小オペレーティングシステムをインストールする構成はサポートされていません。
サードパーティーゲスト
ゲストオペレーティングシステムがリストされていない場合は、そのゲストオペレーティングシステムのサポートは Red Hat の サードパーティーソフトウェアサポートポリシー に従って提供されます。
Windows ゲストオペレーティングシステムで最高のパフォーマンスを得るには、準仮想化 I/O ドライバー (virtio-win) をインストールする必要があります。
- Red Hat Enterprise Linux ベースのホストオペレーティングシステムでは、ドライバーは、オペレーティングシステムの Supplementary チャネルでイメージとして利用できます。詳細は、こちらのソリューション記事 を参照してください。
- Red Hat OpenShift Virtualization では、グラフィカルコンソールを使用してドライバーをインストールできます。詳細は、Red Hat OpenShift Virtualization のドキュメント を参照してください。
注記: Microsoft はクライアント/ワークステーションオペレーティングシステムに対する SVVP 認定を取得していないため、クライアント/ワークステーションオペレーティングシステムは、対応するサーバーオペレーティングシステムと同様に Red Hat によってサポートされます。たとえば、Windows 11 は Windows Server 2022 と同じようにサポートされます。認定の詳細は、Microsoft SVVP のサイト を参照してください。
サードパーティーホスト
Red Hat Enterprise Linux をゲストとして実行することが認定されたサードパーティーのハイパーバイザーまたはホストは、以下により提供されます。
- Microsoft
- Hyper-V などの認定された Microsoft ハイパーバイザーは、Red Hat Ecosystem Catalog のソフトウェアセクション を検索すると見つかります。
- Red Hat Ecosystem Catalog のハードウェアセクションには、認定されたすべての Microsoft ハードウェア がリストされています。
- VMware
- VMware ESXi や ESX などの認定された VMware ハイパーバイザーは、Red Hat Ecosystem Catalog のソフトウェアセクション を検索すると見つかります。
- Red Hat Ecosystem Catalog のハードウェアセクションには、認定されたすべての VMware ハードウェア がリストされています。
- Nutanix
- Nutanix AHV などの認定された Nutanix ハイパーバイザーは、Red Hat Ecosystem Catalog のソフトウェアセクション を検索すると見つかります。
- Red Hat Ecosystem Catalog のハードウェアセクションには、認定されたすべての Nutanix ハードウェア がリストされています。
ハイパーバイザーがリストされていない場合、そのハイパーバイザーのサポートは Red Hat の サードパーティーソフトウェアサポートポリシー に従って提供されます。
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