RHEL8 - マルチノードサーバーで zone_reclaim_mode を使用する際の危険性
Issue
RHEL7 と RHEL8 の間に変更があり、特定の条件下では、マルチノードサーバーで vm.zone_reclaim_mode=n
(0
以外の任意の値) を使用すると、アプリケーション/サーバーのパフォーマンスに深刻な影響を与える可能性があります。
この影響は、以下のような領域で見られる可能性があります。
- アプリケーションのパフォーマンスの問題
- 空きメモリーが利用可能であるにもかかわらず IO が遅い
- 時間の経過とともに IO パフォーマンスが低下する
これらの例では、全体的に十分な空きメモリーがあるように見えても、メモリーゾーンまたはノードのメモリーの再利用がいっぱいになったことが原因で、パフォーマンスが低下しています。 どうしても必要な場合を除き、RHEL8 でゾーン/ノードの再利用を有効にしないでください。
Environment
- Red Hat Enterprise Linux 8
- NUMA ノードにピニングされたアプリケーション (例:
numactl
またはlibnuma
を使用) - NUMA ノードのメモリーを超える非同期ファイル書き込み
- カーネルチューナブル
vm.zone_reclaim_mode
がゼロより大きい
Subscriber exclusive content
A Red Hat subscription provides unlimited access to our knowledgebase, tools, and much more.