HP iLO4 上で SysRq magic キーを使用して ipmitool および ipmiconsole から SysRq をトリガーする方法
Environment
- Red Hat Enterprise Linux 5
- Red Hat Enterprise Linux 6
- HP Integrated Lights-Out (iLO) 4
- SysRq
- ipmitool
- ipmiconsole
Issue
- システムがハングした場合にクラッシュダンプを強制するために ipmitool および ipmiconsole から SysRq を送信する方法
- HP iLO4 上で SysRq magic キーを使用して ipmitool および ipmiconsole から SysRq をトリガーする方法
Resolution
SysRq キーの設定方法
-
「break」シリアルコマンドの後に必要なキーを送信すると、シリアルコンソール上で Magic SysRq 機能を実行できます。break を送信する方法は、シリアルコンソールへの接続に使用されるターミナルプログラムまたはハードウェアによって異なります。
-
iLO4 ファームウェアバージョンを 1.51 にアップグレードします。
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Red Hat Enterprise Linux で HP Virtual Serial Port を設定します。「Red Hat Enterprise Linux でシリアルターミナルまたはコンソールをセットアップする方法」を参照してください。
- システムで SysRq 機能を有効にします。「SysRq 機能を使用して RHEL サーバーから情報を収集する」を参照してください。
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ipmitool および ipmiconsole を使用して SysRq イベントをトリガーする方法
- シリアルコンソールでは、
Break
シグナルをコンソールに送信した後に、必要なキーを押すことで、SysRq イベントをトリガーできます。必要な SysRq イベントをコンソールに送信するため、Break
の送信後 2 秒 待ちます。
ipmitool からの場合:
- 以下のコマンドを実行して HP iLO4 管理コンソールにログインします。
# ipmitool -I lanplus -H <IP of iLO> -U <user name of iLO4> sol activate
~B
を押して、コンソールにBreak
シグナルを送信します。これにより、ターミナルにさらに[send break]
と表示されます。- 必要な Sysrq イベントを押します。
注記: ipmitool Break
シグナルは 1 回しか送信できません。
ipmiconsole から:
- 以下のコマンドを実行して HP iLO4 管理コンソールにログインします。
# ipmiconsole -h <IP of iLO4> -u <user name of iLO4> -P
&B
を押して、コンソールにBreak
シグナルを送信します。これにより、ターミナルにさらに[send break]
と表示されます。- 必要な Sysrq イベントを押します。
注記: Break
シグナルを 1 回以上送信できます。
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