RHEL 7.6: NFS 操作の実行中に予期せぬ RST が関係するネットワークパーティションが発生すると NFS 共有がハングする
Issue
- RHEL7.5 カーネル (3.10.0-862el7) から RHEL7.6 カーネル (3.10.0-957el7) へのアップグレード後に、ネットワークパーティションとリカバリーが発生し、NFS クライアントによる NFS 共有への読み書きが永久にハングします。
- NFS 共有は、
kworker
などのタスクでハングし、CPU の使用率が 100% になります。/proc/<pid>/stack
やその他のバックトレースには sunrpc 送信パスの実行が記録されます。プロセスは強制終了できず、NFS クライアントの再起動が必要になります。 - これは、RHEL 7.6 より前の RHEL 7 バージョンでは発生しない新しい動作です。
Environment
- Red Hat Enterprise Linux 7.6
- NFS クライアントとしての Red Hat Enterprise Linux
3.10.0-957.el7
以降で3.10.0-957.5.1.el7
より前のカーネル
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