アクティブ/パッシブのストレージアレイのデバイスを使用すると、RHEL システムで I/O エラーが発生する
Issue
- ストレージアレイまたは SAN にある一部のデバイスについて、システムログで I/O エラーが確認できます。
- LVM コマンドを実行すると、ストレージアレイの一部のデバイスで I/O エラーが発生します。
- messages ファイルにエラーメッセージ
end_request: I/O error, dev sdb, sector 0
が出力されます。 - messages ファイルにエラーメッセージ
Buffer I/O error on device sdc, logical block 0
が出力されます。 -
さらに、
sense key: Not Ready
メッセージが出力される場合があります。kernel: end_request: I/O error, dev sdc, sector 0 kernel: sd 0:0:0:3: Device not ready: <6>: Current: sense key: Not Ready kernel: Add.Sense: Logical unit not ready, manual intervention required
-
ブートプロセス時に、このような
end_request: I/O error
メッセージがシステムのコンソールに出力されます。 - マルチパスが設定されているシステムで LVM コマンドを実行すると、ハングアップしたり時間がかかり、以下のエラーメッセージが出力されます。
/dev/sde: read failed after 0 of 4096 at 0: Input/output error
Environment
- Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 4
- Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5
- Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6
- アクティブ/パッシブモードで動作しているストレージアレイ (詳細は「原因」セクションを参照)
Subscriber exclusive content
A Red Hat subscription provides unlimited access to our knowledgebase, tools, and much more.