SAM (Subscription Asset Manager) クイックスタートガイド
Environment
- Red Hat Enterprise Linux 7.0 以降
- Red Hat Enterprise Linux 6.1 以降
- Red Hat Enterprise Linux 5.7 以降
- Red Hat Enterprise Linux 6.5 Server 64 ビットアーキテクチャ (x86_64) にインストールした Subscription Asset Manager (SAM) 1.4
Issue
- SAM (Subscription Asset Manager) を開始する方法は?
Resolution
計画: ネットワークトポロジー
- SAM と、管理された RHEL システムとの間の接続には、LAN または vLAN 接続が推奨されます。
- 安全な http ポート 443 および 8088 へのアクセスが必要になります。
- 詳細と、(ディスク領域などの) 要件については、製品ドキュメントの Installing Subscription Asset Manager を参照してください。
計画: 強化されたレポート機能
- 強化されたレポート機能は、SAM 1.3 で導入された新機能です。Red Hat Satellite 5.6 に統合されている SAM では完全にサポートされ、SAM スタンドアロンではテクニカルプレビューとなります。
- 完全サポートオプション: Red Hat Satellite 5.6 および Subscription Asset Manager 1.3 以降で複数のサービスに関するレポートを生成します。Red Hat Satellite 5.6 サーバーは、SAM サーバーをインストールする前にインストールする必要があります。先に進む前に Satellite documentation for installation instructions for both を参照してください。
- テクニカルプレビューオプション: Subscription Asset Manager 組織上のレポートだけを生成します。後述の「SAM のインストール」セクションを参照した後、Installing Packages for Enhanced Reporting を参照してください。
SAM のインストール
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Red Hat Enterprise Linux 6.5 64 ビットアーキテクチャ (x86_64) のインストール
- RHEL 5、RHEL 6、および RHEL 7 クライアントのサブスクリプションは SAM を使用して管理できますが、アプリケーション自体を実行するには RHEL 6.5 が必要になります。
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Red Hat サブスクリプション管理、または Red Hat Network (RHN) Classic のいずれかを使用してサブスクライブします。Red Hat サブスクリプション管理の使用が推奨されます。
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ISO からインストールする場合は Installing Through an ISO を参照してください。
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Red Hat Network (RHN) Classic を使用する場合は、"SAM for RHEL Server (v. 6 64-bit x86_64) " チャンネルの sam-rhel-x86_64-server-6 を追加します。
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Red Hat サブスクリプション管理を使用する場合は、subscription-manager を起動します。詳細については、Installing Using yum を参照してください。
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--autoattach オプションを使用して SAM ホストシステムを登録します。コンテンツリポジトリの追加には数分かかります。
subscription-manager register --auto-attach
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以下のコマンドを実行して rhel-6-server-sam-rpms リポジトリを有効にし、Enhanced Updates (EUS) リポジトリを無効にします。
subscription-manager repos --enable rhel-6-server-sam-rpms --disable rhel-server-rhscl-6-eus-rpms
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次に、以下のコマンドを実行して Subscription Asset Manager をインストールします。
yum install -y katello-headpin-all
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次に、Subscription Asset Manager を設定します。以下のコマンドを使用してデフォルト値を上書きしたり、アンサーファイルから値を集めたりするオプションについては、Additional Examples of the Configuration Script を参照してください。なお、--org オプションは必須ではありませんが、デプロイメントの初期組織名を設定できるため便利です。このオプションを使用しないと、デフォルトの "ACME_Corporation" が使用されます。
katello-configure --deployment=sam --org=Name_of_Your_Org --user-pass=Your_Admin_Password
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サブスクリプションのマニフェスト
- カスタマーポータルにログインします。
- [Subscriptions] を選択し、[Overview] を選択します。
- [Subscription Management] をクリックします。
- [Subscription Management Applications] の下にある [Register] をクリックします。
ドロップダウンで [Subscription Asset Manager Organizations] を選択し、上述の [SAM] インストールの組織名を入力します。 - サブスクリプションを追加します。
- マニフェストをダウンロードします。
- Red Hat カスタマーポータルからマニフェストを生成またはダウンロードし、SAM にアップロードする方法については、Importing and Maintaining Manifests セクションの Managing Manifests for Organizations を参照してください。
- 組織のサブスクリプションを確認する方法については、Viewing Subscriptions for the Organization を参照してください。
管理された RHEL システム上の subscription-manager
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subscription-manager がインストールされ、新しいバージョンにアップデートされていることを確認します。
- RHEL 5.7、5.8、5.9、5.10、6.1、6.2、6.3、6.4、および 7.0 がサポートされています。
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必要なアップグレード
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新しいサブスクリプション体系と新価格が、Subscription Asset Manager 1.3 リリース で対応されました。また、SAM 1.4 には RHEL 7 リリースでの価格変更が含まれます。SAM 1.4 (およびアップデートした Red Hat Subscription Manager) では、アップデートしたサブスクリプションと、以前のサブスクリプション構造を適切に解析し適用できます。以前のバージョンの Subscription Asset Manager ではできません。
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SAM リリースノート SAM 1.4 Release Notes を参照してください。
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システムおよびサブスクリプション概念の確認
- About Subscriptions on Systems を参照してください。
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設定 RPM をインストールし、SAM サーバーにシステムを登録するには、Registering a System を参照してください。
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システムグループの使用、システムにインストールされた製品の表示、サブスクリプションの追加または削除、auto-attach の設定および実行については、Managing Systems and Subscriptions を参照してください。
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