RHEL High Availability クラスターのサポートポリシー - リリースとパッケージバージョン
目次
概要
該当する環境
- Red Hat Enterprise Linux (RHEL) と High Availability Add-On
役に立つリファレンスおよびガイド
はじめに
このドキュメントでは、RHEL High Availability クラスターに対するテクニカルサポートの提供条件に関する Red Hat のポリシー (具体的には、製品のリリースとインストールされている各パッケージ) について説明します。 RHEL High Availability ソフトウェアコンポーネントのユーザーは、適切な製品サポートサブスクリプションで Red Hat からサポートを受ける資格を得るには、これらのポリシーを順守する必要があります。
これらのポリシーは、クラスター (メンバー) ノードと リモートノード に適用されます。
ポリシー
サポートされる RHEL メジャーリリース: RHEL High Availability は、一般的な RHEL 製品ライフサイクルおよび関連ポリシー に準拠します。
フルサポートフェーズにある RHEL メジャーバージョンで実行される High Availability ソフトウェアには、このドキュメントに定義されたフルサポートが提供されます。 ドキュメントで定義されているとおり、メンテナンスサポートフェーズにある RHEL メジャーバージョンで実行されている High Availability ソフトウェアには、そのフェーズに適用されるサポートが提供されます。
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重要:
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RHEL 6 以前のメジャーバージョンの場合、RHEL 製品ライフサイクルに、延長ライフフェーズ (ELP) にあるアドオンに対する Extended Lifecycle Support (ELS) オプションは含まれません。つまり、RHEL High Availability には、上記ポリシーガイドの延長ライフフェーズで説明されている限定的なサポートのみ提供されます。
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RHEL ライフサイクルページの Extended Life-cycle Support アドオン セクションで説明されているとおり、RHEL 7 以降の延長ライフサイクルサポート (ELS) にはアドオン、High Availability、Resilient Storage のサポートが含まれています。
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サポートされる RHEL マイナーリリース: RHEL High Availability は、一般的な RHEL 製品ライフサイクルおよび関連ポリシー に準拠します。 このライフサイクルは、いつでも更新の対象となるマイナーリリースと、更新に適用される基準、制限、要件を定義します。 RHEL High Availability は、RHEL と同じ Extended Update Support のガイドラインポリシーに従い、該当するサブスクリプションで Extended Update Support (EUS) を提供します。
- Red Hat サポートは、現在アクティブでサポートされているマイナーリリースよりも古いリリースを実行しているクラスターに対してサポートを提供することもまります。しかし、解決しようとしている懸念が、後続のマイナーリリースで変更または対処された動作の結果であることが特定される、または疑われる場合、Red Hat は懸念に対処する方法としてアクティブな、またはサポートされているリリースへの更新を提案することがあります。 上記の製品ライフサイクルで説明されているポリシーに基づき、Red Hat はこれらのアクティブなマイナーリリースに限り、製品や動作の変更を提供できます。そのため、古いマイナーリリースを引き続き使用するデプロイメントに対する Red Hat のサポートは、そのリリースで利用でき、安定していることがわかっている機能や動作に限定される場合があります。
混合パッケージリリース/ローリングアップデートが含まれるクラスターのサポート: Red Hat は、同じ RHEL メジャーリリース内でのローリングアップデート中の限られた期間のみ、異なる RHEL または RHEL High Availability パッケージリリースを実行しているメンバー間でのクラスター運用をサポートします。
- 参照: Recommendations: Applying package updates in a RHEL High Availability cluster
- 更新対象のメンバー上でクラスターソフトウェアが実行されている間に RHEL High Availability ソフトウェアに更新を適用する場合、Red Hat はそれをサポートせず、またそのような更新適用は行わないことを強く推奨します。 クラスターへの更新適用方法の詳細は、推奨に関する上記の記事を参照してください。
- 特にクラスター全体でパッケージが一致しないというシナリオで (またはそのようなシナリオのみで) 想定外または望ましくない動作が発生した場合、Red Hat が提供するサポートは、パッケージのリリースという点においてクラスターを完全に同期された状態にするためのサポートに限定される可能性があります。
RHEL High Availability または Resilient Storage クラスター上でのカーネルライブパッチ適用 (kpatch) のサポート: Red Hat は、RHEL High Availability または Resilient Storage Cluster のメンバーノードに対するカーネルライブパッチの適用をサポートしています。推奨される実施方法とサポート対象の RHEL およびカーネルのバージョンについては、Recommended Practices for using Kernel Live Patching in RHEL High Availability or Resilient Storage Clusters の記事を参照してください。
以下のユースケースを除き、メジャーリリースのアップグレードはサポートされません。そのリリースに適したクラスターセットアップ手順を使用して各ノードのクラスターを再設定することなく、クラスターのメンバーを新しい RHEL メジャーリリース (例: RHEL 6 -> RHEL 7) にアップグレードする場合、Red Hat はそのためのサポートを提供しません。 メジャーリリースには異なる High Availabilityコンポーネントが含まれるため、あるリリースから別のリリースにアップグレードするだけでは、安定した、または機能するデプロイメントにはならない可能性があります。
- クラスターノードの サポートされるローリングアップグレード は、RHEL 8.8 以降から RHEL 9.2 以降に限定されます。
変更された High Availability コンポーネント/パッケージはサポートされません。Red Hat は、設定ファイル以外のファイルで、出荷時の状態から変更されたコンポーネントについてはサポートを提供しません。 このような変更されたコンポーネントを使用している環境で問題が発生した場合、Red Hat サポートは調査を支援するために元のストックパッケージの使用を要請することがあります。
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