RHEL Resilient Storage のサポートポリシー - gfs2 のバックアップストレージデバイス
目次
概要
該当する環境
- Red Hat Enterprise Linux (RHEL) と Resilient Storage アドオン
役に立つリファレンスおよびガイド
はじめに
このガイドでは、gfs2 ファイルシステムをホストするために使用されるストレージデバイスに適用される Red Hat のポリシーについて説明します。gf2 クラスターのユーザーは、適切な製品サポートサブスクリプションを使用して Red Hat からのサポートを受けられるようにするために、これらのポリシーを遵守する必要があります。
ポリシー
gfs2 に必要なクラスター化された LVM ボリューム: Red Hat からのサポートを受けるには、すべての gfs2 ファイルシステムをクラスター化された、または共有の LVM 論理ボリュームにデプロイする必要があります。 gfs2 に使用されるクラスター化された、または共有の LVM ボリュームは、以下で管理する必要があります。
- RHEL 6 および 7:
clvmdと、LVM ボリュームグループ上で有効になっているクラスター化された (c) ビット。 - RHEL 8:
lvmlockdと、LVM ボリュームグループ上で有効になっている共有 (s) ビット。
ファイルシステム gfs2 は、障害が発生した場合にクリティカルな機能を実行するために、 lvm2 と統合されます。ファイルシステムが LVM 論理ボリュームでホストされていない場合、期待される動作は定義されません。
/etc/lvm/lvm.conf で use_lvmetad 無効にする必要もあります。
- Can I enable lvmetad under
lvm.conffile when the system is a part of RHEL High Availability Cluster setup? - Support policies for RHEL High Availability clusters - LVM
gfs2 を使用したストレージソリューションに対する Red Hat のサポート: Red Hat は、gfs2 で使用できるストレージソリューション、製品、または設定を網羅的に定義または一覧化していません。 Red Hat は、gfs2 で使用するための個々のストレージソリューションまたは製品を認定していません。 RHEL High Availability ストレージの互換性に関する Red Hat の一般的なポリシーは、RHEL Resilient Storage にも適用されます。
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