Red Hat Enterprise Linux 8 Extended Update Support (EUS) よくある質問
Table of Contents
- 質問: Red Hat Enterprise Linux 8 のどのバージョンで EUS のサポートが予定されていますか?
- 質問: RHEL 8 の各マイナーリリースの EUS 期間はどうなっていますか?
- 質問: Red Hat Enterprise Linux 8 EUS Inclusions リストには、なぜ以前の Red Hat Enterprise Linux メジャーリリースよりも含まれるパッケージが少ないのですか?
- 質問: Red Hat Enterprise Linux 8 EUS ではどのようなセキュリティー修正を提供していますか?
- 質問: Red Hat では、どのようにセキュリティー評価を定義していますか?
質問: Red Hat Enterprise Linux 8 のどのバージョンで EUS のサポートが予定されていますか?
回答: Red Hat Enterprise Linux 8.1、8.2、8.4、8.6、8.8 (フルサポートフェーズまでの RHEL 8 マイナーリリース) で予定されています。詳しくは、Red Hat Enterprise Linux Life Cycle のページをご覧ください。
質問: RHEL 8 の各マイナーリリースの EUS 期間はどうなっていますか?
回答: Red Hat Enterprise Linux EUS の各ストリームは、マイナーリリースの公開後 24 カ月間利用できます。
質問: Red Hat Enterprise Linux 8 EUS Inclusions リストには、なぜ以前の Red Hat Enterprise Linux メジャーリリースよりも含まれるパッケージが少ないのですか?
回答 Red Hat では、お客様のセキュリティーリスクに対応することが最も重要です。Red Hat は最近、アクティブにサポートされている Red Hat Enterprise Linux (RHEL) のすべてのバージョンで、Red Hat 定義の「重大」および「重要」な影響を与える CVE の修正および修復に対処する範囲を拡大しました。Red Hat は、アクティブリリースと EUS リリースのいずれにおいても、セキュリティー修正を特定のリストに限定しないようになりました。このように範囲を広げることで、お客様のリスクプロファイルを軽減し、企業デプロイメントの安定性を高め、内部セキュリティー監査の解決にかかる時間を短縮する予定です。
質問: Red Hat Enterprise Linux 8 EUS ではどのようなセキュリティー修正を提供していますか?
回答: Red Hat は、パッケージのライフサイクルが終了していない限り、Red Hat Enterprise Linux 内のパッケージに対して、Red Hat が定義する「重大」および「重要」な影響を与える CVE のセキュリティー修正を提供します。
- RHEL 8 Application Streams 内のパッケージは、特定の RHEL のマイナーリリースよりライフサイクルが短い場合があります。
- 詳細は、Red Hat Application Streams Life Cycle を参照してください。
- このポリシーは、Red Hat Enterprise Linux Life Cycle に従って、現行のアクティブなマイナーリリースにのみ適用されます。
注記: アクティブなマイナーリリースとは、特定のマイナーリリースが提供されている期間のことを指します。 たとえば、EUS を含めた RHEL 8.1 は、一般提供の開始日 (GA日) から 24 カ月間アクティブです。
質問: Red Hat では、どのようにセキュリティー評価を定義していますか?
回答: Red Hat Security Team Severity Ratings ページを参照してください。
質問: Red Hat Enterprise Linux 8 EUS が提供する緊急バグ修正は何ですか?
回答: 以下は、「緊急」のバグ修正に適用されるパッケージの最小セットのリストです。
- bind、bash、chrony、grub2、grubby、glibc、gnutls、httpd、kernel、libgcrypt、libvirt、nss、openssh、openssl、python 3.6、qemu-kvm、rpm、sudo、systemd、wget、yum / dnf
- リストにない「緊急」のバグは、Red Hat の判断で対処されます。
- このポリシーは、Red Hat Enterprise Linux のライフサイクル ポリシーに従って、現行のアクティブなマイナーリリースにのみ適用されます。
注記: アクティブなマイナーリリースとは、特定のマイナーリリースが提供されている期間のことを指します。 たとえば、EUS を含めた RHEL 8.1 は、一般提供の開始日 (GA日) から 24 カ月間アクティブです。
質問: Red Hat Enterprise Linux 8 の EUS を購入するにはどうすればよいですか?
回答: EUS は x86-64 Red Hat Enterprise Linux Server Premium サブスクリプションに含まれており、Red Hat Enterprise Linux Server 標準サブスクリプション、Red Hat Enterprise Linux for IBM Power LE、および Red Hat Enterprise Linux for IBM z Systems サブスクリプションへのアドオンとして提供されています。EUS は、Red Hat Enterprise Linux Self-Support サブスクリプションでは利用できません。
質問: Red Hat Enterprise Linux 8 のどのバージョンで EUS を使用できますか?
回答: EUS は、Red Hat Enterprise Linux Virtual Data Center を含む Red Hat Enterprise Linux Server および Red Hat Enterprise Linux for SAP Applications サブスクリプションで使用できます。
質問: Red Hat Enterprise Linux 8 のどのバージョンが EUS での使用から除外されていますか?
回答: EUS は、Red Hat Enterprise Linux Self-Support、Red Hat Enterprise Linux Workstation、または Red Hat Enterprise Linux for Real Time のアドオンとしては利用できません。
質問: Red Hat Enterprise Linux 8 EUS でサポートされているアーキテクチャーはどれですか?
回答: Red Hat Enterprise Linux 8 の EUS は、x86-64、IBM Power LE、IBM z Systems、および ARM64 でサポートされています。
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