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Red Hat AMQ Broker 7 でサポートされる構成

更新 -

Red Hat AMQ Broker 7.12

すべての Red Hat AMQ Broker リリースは、主要なオペレーティングシステム、Java™ 仮想マシン (JVM)、およびデータベースの組み合わせでテストされ、サポートされています。Red Hat は、サポートされる構成とテスト済みインテグレーションに対して、実稼働環境サポートと開発環境サポートの両方をお客様のサブスクリプション契約に従って提供します。サポートは、物理環境と仮想環境の両方で提供されます。

AMQ broker 7.X releases でサポートされる構成については、こちらをご覧ください。

このページに以前記載されていた AMQ コンポーネント

Streams や Interconnect など、以前 AMQ 7 に分類されていたコンポーネントは AMQ グループから削除され、それぞれにサポートされる構成のページが作成されています。

AMQ interconnect    AMQ Streams

AMQ Clients は別のページに移動しました。 AMQ Clients は AMQ Broker 7 のすべてのバージョンと互換性があり、AMQ Broker とは独立してリリースされます。
AMQ Clients

AMQ Broaker 7.12 でサポートされる構成

Red Hat は、サポートされる構成に対して、本番稼働サポートと開発サポートの両方をお客様のサブスクリプション契約に従って提供します。サポートは、物理環境と仮想環境の両方で提供されます。[1] AMQ Broker をサポートされる構成で実行するには、以下の JVM バージョンの 1 つと、その JVM によってサポートされるオペレーティングシステムの 1 つで実行する必要があります。

Java 仮想マシン バージョン
OpenJDK 11, 17
OracleJDK 11,17

[1] Red Hat では、サポートされる環境をお客様が引き続き利用されることを前提としています。ベンダーが JVM、オペレーティングシステム、データベースなどのサポートを終了した場合 (特定のバージョンのサポートを含む) は、Red Hat が提供するサポートが限定される可能性があります。サポートを継続するには、サポートされる環境における問題の再現をお客様にお願いする場合があります。

AMQ Broaker 7.12 でテスト済みの構成

Red Hat は、以下のプラットフォームで幅広いプラットフォームテストを実施しました。

オペレーティングシステム アーキテクチャー JVM
RHEL 7 x86_64 OpenJDK 11 & 17、Oracle JDK 11
RHEL 8 x86_64 OpenJDK 11 & 17、Oracle JDK 11
RHEL 9 x86_64 OpenJDK 11 & 17、Oracle JDK 11

AMQ Broker 7.12 でサポートされるがテストされていない構成

Red Hat は、以下のプラットフォームで限定的な範囲のプラットフォームテストを実行しました。

オペレーティングシステム アーキテクチャー JVM
Microsoft Windows Server 2016 x86_64 OpenJDK 11 & 17、Oracle JDK 11
Microsoft Windows Server 2019 x86_64 OpenJDK 11 & 17、Oracle JDK 11
Microsoft Windows Server 2022 x86_64 OpenJDK 11 & 17、Oracle JDK 11

Fuse との相互運用性

 
FUSE に関して、AMQ Broker 7.x はリモートブローカーとしてのみサポートされます。 AMQ Broker 7.x は、FUSE 6.x または 7.x の内部ブローカーとして実行することは認定されていません。 AMQ Broker 7.x は、FUSE 6.x および 7.x コンポーネント (camel-jms、camel-amqp) で外部ブローカーとしてテストおよび認定されています。

OpenShift イメージ

イメージ OpenShift との互換性 アーキテクチャー
Red Hat AMQ Broker 7.12 OpenShift 4.12, 4.13, 4.14, 4.15, 4.16 x86_64, aarch64, s390x, & ppc64le
Red Hat AMQ Broker Operator OpenShift 4.12, 4.13, 4.14, 4.15, 4.16 x86_64, aarch64, s390x, & ppc64le

注記:AMQ 7.8 は、OpenShift 3.11 でサポートされる AMQ Broker の最新バージョンです。

クラウドサービス

AMQ Broker 7.12 は以下のクラウドサービスとしてサポートされます。
RedHat Openshift Service on AWS (ROSA)
Microsoft Azure Redhat Openshift

注記: AWS で Broker を実行する場合は、EFS の代わりに EBS ストレージを使用することが推奨されます。EFS はトランザクション処理ではなく大容量ストレージが想定されており、スループットが低下し、ブローカーが応答しなくなる可能性があります。

テスト済みのデータベース

データベース バージョン JDBC ドライバーバージョン
Oracle 12c、18c、19c v12
DB2 11 v4
MSSQL 2016 および 2019 v8.4.1
PostgreSQL 11.5 v11
Mysql 8 v8

注記:データベースは、JDBC がメッセージ永続ストアのオプションとして選択されている場合のみ必要となります。ドキュメントをお読みになり、JDBC 永続性の使用に固有の制限やパフォーマンスのトレードオフについて理解してください。

メッセージのワイヤプロトコル変換サポート

ワイヤプロトコルを使用するクライアントからアドレスに送信されたメッセージは、以下に示すサポート対象の他のワイヤプロトコルの 1 つを使用するクライアントから消費可能であるはずです。

プロトコル AMQP 1.0 OpenWire コア MQTT 5.0 STOMP
AMQP 1.0 ---
OpenWire ---
コア ---
MQTT 5.0 ---
STOMP ---
  • AMQP 1.0 は、AMQ JMS、AMQ C++、AMQ JavaScript、AMQ Python、および AMQ .NET クライアントのメッセージプロトコルです。
  • OpenWire は AMQ OpenWire JMS クライアントのメッセージプロトコルで、以前に AMQ 6 で提供された JMS 実装です。 AMQ 6 から AMQ 7 に移行する際に後方互換性を維持するために提供されます。 AMQ 6 のライフサイクルは終了します。そのため、AMQ 6 から 7 に移行するお客様は、他のアクティブにサポートされる他のクライアントのいずれかで残りの OpenWire クライアントを最新のサポートされるクライアントに移行することが強く推奨されます。
  • Core Protocol は、AMQ Core Protocol JMS クライアントのメッセージプロトコルで、以前に HornetQ と提供された JMS 実装です。
  • MQTT は、一般的に IoT アプリケーションで使用されるマシン対マシンのメッセージングプロトコルです。AMQ 7 Broker は、QoS レベルが 0、1、および 2 の MQTT 5 バージョンをサポートします。Red Hat は、MQTT プロトコルと使用するクライアントを提供しません。 MQTT Community には、複数の言語用の MQTT クライアントがあります。
  • STOMP は、ブローカーを介してメッセージを送信するための、シンプルなテキストベースのプロトコルです。 Red Hat は STOMP のクライアントを提供しません。 STOMP の使用に関する詳細は、STOMP のサイトを参照してください。

サポートされるネットワークファイルシステム

以下のネットワークファイルシステムは、マスター/スレーブのフェイルオーバー設定で AMQ Broker 7.10 との使用がサポートされます。

  • NFSv4
  • GFS2
  • GlusterFS *
  • Ceph

注記:   GlusterFS は、OpenShift およびベアメタル環境のブローカーのメッセージストアとしての使用がサポートされています。 GlusterFS は、複数のデータセンター/可用性ゾーンの DR ストラテジーの作成には推奨されず、サポートされません。

Kerberos ネットワーク認証サービス

Kerberos バージョン 5 は、Kerberos が有効なクライアントとブローカーとの間の認証でサポートされます。 Kerberos は以下とテストされています。

  • Microsoft Windows Server 2012 R2 Active Directory
  • Free IPA (Red Hat Identity Management) 4.5.0-21

ブローカーとの使用がテストされた LDAP ディレクトリー

以下の LDAP プロバイダーは、認証および承認のユーザーストアとしてテスト済みです。

  • Windows Active Directory
  • Apache Directory Server
  • RH 389 Directory Server

シェアードナッシング高可用性に関する注記

シェアードナッシング HA は、単一のローカルデータセンターでのみサポートされ、同じネットワークサブネットであることが推奨されます。 シェアードナッシング HA は、ネットワークの遅延と一貫性に非常に敏感であるため、マスターとスレーブのデータセンターが異なる場合はサポートされません。

Apache Maven

AMQ 7.12 は、Apache Maven 3.6.3 を使用してソースからビルドされました。 これよりも古いバージョンのソースからビルドできるとは限りません。 ブローカーで提供される例はすべて Maven 3.6.3 でビルドまたは実行してください。

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