Red Hat Enterprise Virtualization における仮想化の制限
以下の制限は、Red Hat Enterprise Virtualization に適用されます。Red Hat は、低密度の Red Hat Enterprise Linux 環境に仮想化を提供する KVM 仮想化を使用した Red Hat Enterprise Linux を提供しております。KVM 仮想化を使用した Red Hat Enterprise Linux に対する制限についてはこちらのナレッジを参照してください。
Red Hat Enterprise Virtualization 2 | Red Hat Enterprise Virtualization 3 | |
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仮想ゲストを並行して実行できる最大数 | 無制限 | 無制限 |
仮想化ゲストにおける仮想 CPU の最大数 | 16 | 160 |
仮想化ゲストにおける最大メモリー | 512 GB1 | 2 TB1 |
仮想化ゲストにおける最小メモリー | 512 MB | 512 MB |
注意:
- サポート上の制限は、Red Hat とパートナー企業によってテストされたシステムの現在の状況を反映しています。これらのサポート上の制限を越えるシステムが、Red Hat とパートナー企業間で行われるジョイントテスト後に Hardware Catalog に含まれる可能性があります。ここに挙げられたサポート上の制限を越えても、Hardware Catalog に含まれる場合は、完全にサポートされます。ハードウェア機能を反映したサポート上の制限以外に、Red Hat Enterprise Linux サブスクリプション条件で追加の制限が存在する場合があります。サポート上の制限は、進行中のテストの完了後に変更する場合があります。
- Red Hat Enterprise Linux に含まれる KVM 仮想化を使用した制限についてはこちらのナレッジを参照してください。
- ホストでサポートされる最大メモリーは、そのすべてが仮想化ゲストに割り当てられる場合があります。Physical Address Extension (PAE) サポートを持つ 32 ビットゲストは、64 GB にだけアクセスできます。これは、仮想ハードウェアの制限です。