7.76. Event 構造体

イベントを表すタイプ。

表7.99 属性の概要

名前タイプ概要

code

Integer

イベントコード。

comment

文字列

このオブジェクトに関するコメントを含むフリーテキスト。

correlation_id

文字列

イベント相関識別子。

custom_data

文字列

カスタムイベントデータを表すフリーテキスト。

custom_id

Integer

カスタムイベント識別子。

description

文字列

プレーンテキストでの人間が判読できる説明。

flood_rate

Integer

フラッドレートを定義します。

id

文字列

一意の ID

index

Integer

このイベントの数値インデックス。

log_on_host

Boolean

イベントを ${hypervisor にも書き込むかどうかを指定します。

name

文字列

人間が判読できるプレーンテキストでの名前。

origin

文字列

イベントの発生源を特定するフリーテキスト。

severity

LogSeverity

イベントの重大度。

time

Date

イベント時間。

7.76.1. correlation_id

イベント相関識別子。複数のイベントを相互に関連付けるために使用されます。

7.76.2. flood_rate

フラッドレートを定義します。これにより、定義されたレートでイベントが複数回発生した場合のフラッディングが防止されます。デフォルトは 30 秒です。

7.76.3. index

このイベントの数値インデックス。イベントのインデックスは常に増加しているため、インデックスが高いイベントはインデックスが低いイベントよりも古いことが保証されます。

重要

エンジンの現在の実装では、id 属性はこの index 属性と同じ値を持ちます。これは、API ユーザーが依存すべきではない実装の詳細です。今後は、id 属性は、数字以外の文字を含み、暗黙的な順序を持たない任意の文字列に変更される可能性があります。一方、この index 属性は、今後も整数のままで順序付けされることが保証されています。

7.76.4. log_on_host

イベントを ${hypervisor.name} ログにも書き込むかどうかを指定します。ホストが指定されていない場合、イベントの説明はすべてのホストに書き込まれます。デフォルトは false です。