3.4. Data Source Name(DSN)の設定

利用可能なクライアント設定 オプションの説明は、「Data Virtualization 互換 オプション」を参照してください。

3.4.1. Windows Installation

ワークステーションに ODBC Driver Client ソフトウェアをインストールしたら、Data Virtualization Runtime に接続するように設定する必要があります。以下の手順は、Microsoft Windows Platform に固有のものです。

これを行うには、管理者権限でワークステーションにログインしている必要があり、Control Panel の Data Sources(ODBC) アプレットを使用して新しいデータソース名を追加する必要があります。

設定する各データソース名は、Data Virtualization System 内で 1 つの VDB のみにアクセスできます。複数の VDB を利用できるようにするには、複数のデータソース名を設定する必要があります。

データソース名(DSN)を作成するには、以下の手順を実行します。

  1. Start メニューから Settings > Control Panel を選択します。
  2. コントロールパネルが表示されます。管理ツール をダブルクリックします。
  3. 次に、Data Sources(ODBC) をダブルクリックします。
  4. ODBC Data Source Administrator アプレットが表示されます。追加する DSN の種別に関連付けられたタブをクリックします。
  5. Create New Data Source ダイアログボックスが表示されます。データソーステーブルを設定するドライバーの選択 で、PostgreSQL Unicode を選択します。
  6. Finish をクリックします。
  7. PostgreSQL ODBC DSN Setup ダイアログボックスが表示されます。

    dsnsetup1.png

    Data Source Name の編集ボックスに、このデータソースに割り当てる名前を入力します。Database edit ボックスに、このデータソースでアクセスする仮想データベースの名前を入力します。Server edit ボックスに、Data Virtualization ランタイムのホスト名または IP アドレスを入力します。ファイアウォールまたは NAT アドレス経由で接続する場合には、ファイアウォールアドレスまたは NAT アドレスを入力する必要があります。Port edit ボックスに、Data Virtualization System が ODBC 要求をリッスンするポート番号を入力します。デフォルトでは、Data Virtualization はポート 35432 で ODBC 要求をリッスンし、User Name および Password edit ボックスで、Data Virtualization ランタイムアクセスのユーザー名およびパスワードを指定します。データソースに関する説明を Description フィールドに入力します。

  8. データソース ボタンをクリックすると、以下の図が表示されます。以下のようにオプションを設定します。

    dsnsetup2.png

    「page2"」をクリックし、表示されるようにオプションが選択されていることを確認します。

    dsnsetup3.png

  9. 「保存」をクリックすると、Data Virtualization の実行中に接続を検証するためにオプションで「テスト」をクリックできます。Data Virtualization の仮想データベースを、ODBC アプリケーションのデータソースとして設定している。Excel などのアプリケーションを使用して、VDB のデータをクエリーできるようになりました。