第42章 Base64 DataFormat

Camel バージョン 2.11 以降で利用可能

Base64 データ形式は、base64 エンコードおよびデコードに使用されます。

42.1. オプション

Base64 データ形式は、以下に示す 4 個のオプションをサポートしています。

名前デフォルトJava タイプ説明

lineLength

76

Integer

エンコードされたデータの最大行長を指定します。デフォルトでは、76 が使用されます。

lineSeparator

 

String

使用する行区切り。デフォルトでは改行文字 (CRLF) を使用します。

urlSafe

false

Boolean

'' と / を発行する代わりに、- と _ をそれぞれ発行します。urlSafe は、エンコード操作にのみ適用されます。デコードは両方のモードをシームレスに処理します。デフォルトでは false です。

contentTypeHeader

false

Boolean

データフォーマットがデータ形式を実行できる場合は、データフォーマットの型で Content-Type ヘッダーを設定するかどうか。たとえば、XML にマーシャリングするデータ形式の場合は application/xml、JSON にマーシャリングするデータ形式の場合は JSon です。

Spring DSL では、次のタグを使用してデータ形式を設定します。

<camelContext>
    <dataFormats>
        <!-- for a newline character (\n), use the HTML entity notation coupled with the ASCII code. -->
        <base64 lineSeparator="&#10;" id="base64withNewLine" />
        <base64 lineLength="64" id="base64withLineLength64" />
    </dataFormats>
    ...
</camelContext>

その後、参照して後で使用できます。

<route>
     <from uri="direct:startEncode" />
     <marshal ref="base64withLineLength64" />
     <to uri="mock:result" />
</route>

デフォルトのオプションを使用する場合、ほとんどの場合、データ形式を宣言する必要はありません。その場合、以下に示すようにデータ形式をインラインで宣言できます。