3.4. 重要事項
Fuse on OpenShift ディストリビューションの Fuse 7.11 リリースにおける重要事項
- OpenShift Container Platform (OCP) 4.9 以降での Fuse7.11 のサポート
- Fuse 7.11 には、OpenShift Container Platform (OCP) 4.9 以降と連携できるようにする更新が含まれています。OCP 4.10 にアップグレードする場合は、OCP をバージョン 4.10 にアップグレードする 前 に、Fuse をバージョン 7.11 にアップグレードする必要があります。以前のバージョンの Fuse (7.10 より前) は OCP 4.9 以降をサポートしません。
- Data Virtualization の削除
- Data Virtualization は Fuse 7.7 で非推奨となり、Fuse 7.8 から削除されました。
- Spring Boot 1 の削除
- Spring Boot 1 は Fuse 7.7 で非推奨となり、Fuse 7.8 から削除されました。Spring Boot 2.0 Migration Guide の説明にしたがって、Spring Boot アプリケーションを Spring Boot 2 に移行することが推奨されます。
- Fabric8 Maven プラグインの削除
- Fabric8 Maven プラグインは Fuse 7.10 から完全に削除され、Fuse 7.10 以降は OpenShift Maven プラグイン に置き換えられています。OpenShift Maven プラグインを使用してアプリケーションをビルドおよびデプロイします。
- JDK11 を使用したクイックスタートの実行
- ランタイム時に JDK11 ベースのイメージを使用する場合は、コンパイル時に正しい JDK11 プロファイルを使用します。JDK11 を使用してクイックスタートをビルドおよびデプロイする場合は、ビルドマシンに JDK11 をインストールし、正しい JDK11 プロファイルを使用してクイックスタートをビルドするようにしてください。
- Spring Boot アーティファクト ID の変更
-
Fuse 7.11 では、Spring Boot が 2.5.13 にアップグレードされています。この新しいバージョンでは、
spring-cloud-starter-kubernetes-config
アーティファクト ID がspring-cloud-starter-kubernetes-client-config
に変更されています。
Spring -Boot RHOSAK のクイックスタートが spring -boot のアップグレードが原因で失敗する
eap-camel-jpa
クイックスタートの削除-
依存関係の問題により、
eap-camel-jpa
クイックスタートが Fuse 7.8 から削除されました。 - Fuse7.8 以降、外部から Jolokia にアクセスできない
- Fuse 7.8 より、Jolokia のデフォルトプロトコルは HTTP から HTTPS に変更されました。
- FIPS 対応の Jolokia エージェントは使用不可になる
- OCP FIPS 対応 Jolokia エージェントは、セキュリティーエンコーディングがサポートされていないため、使用できなくなります。