15.2. セキュリティを無効にする
Seam Security を無効にする必要がある状況が発生することがあります (例えばユニットテスト中やネイティブ JAAS などの別のセキュリティ手段を使用する場合など)。 セキュリティのインフラストラクチャを無効にするには、 静的メソッドとなる
Identity.setSecurityEnabled(false)
を呼び出します。 ただし、 アプリケーションを設定したい場合は代わりに次の設定を components.xml
で制御する方が便利でしょう。
- エンティティのセキュリティ
- Hibernate セキュリティインターセプタ
- Seam Security インターセプタ
- ページ単位の制約
- サーブレット API セキュリティ統合
本章ではユーザーのアイデンティティ (認証) の確立とアクセス制約 (承認) の規定に使用できる非常に多くのオプションについて説明します。 セキュリティモデルの基礎となる認証から見ていくことにします。