"kernel: EXT3-fs warning: maximal mount count reached, running e2fsck is recommended" メッセージがログに頻繁に記録される場合の対処方法

Resolution

• 影響を受けるファイルシステムに対してマウント統計を確認します。以下に示すように tune2fs コマンドを実行することができます。これは、/path/to/filesystem が 33 回マウントされたあとに確認されることを示しています。

$ tune2fs -l /path/to/filesystem | grep ^M
 Mount count:              37 
 Maximum mount count:      33

• 以下のコマンドでこの確認を無効にすることができます。インストール時に作成されたファイルシステムに対しては自動的に無効になっています。

$ tune2fs -c0 -i0 /path/to/filesystem

• 代わりに、影響を受けるファイルシステムのリソースが含まれるクラスターサービスを無効/停止して、そのファイルシステムリソースで e2fsck を実行します。最大数を超えるまで、警告が再度表示されることはありません。
  1) クラスターサービスを無効/停止します。

  $ clusvcadm -d service1
  

  2) 影響を受けるファイルシステムリソースで、e2fsck を実行します。

  $ e2fsck -fyv  /path/to/filesystem
  

  注意: e2fsck を実行するまえに、上のボリュームに表示されるデータのバックアップがあることを確認します。
  3) 手順 1 で停止したクラスターサービスを再起動します。

  $ clusvcadm -e service1